ミラノトリエンナーレ2019(Triennale di Milano)
ミラノトリエンナーレ2019(Triennale di Milano 2019)は3年に1度、開催される現代美術の芸術祭です。
1923年からはじまり、2019年で第22回を数える歴史有る芸術祭です。
会場はそのものずばり「ミラノ・トリエンナーレ(Triennale Milano)」、別称で「Triennale Design Museum」という通り、芸術祭の開催期間以外もトリエンナーレ関連の現代アートを展示している施設だそうです。
Broken Nature〜Design Takes on Human Survival
今回伺ったミラノトリエンナーレ2019のサブタイトルは「Broken Nature」、Design Takes on Human Survival(デザインが人類の生き残りを担う)という副題が付いておりました。
テーマの通り、人間と自然の共存を問う作品が多かったのですが、その表現方法は多様でした。
日本人作家の出展も多く、若手作家の中で存在感を示していたように感じました。
出品作家は世界各地から参加していて、それぞれの国の視点を感じられるような開かれた芸術祭です。
国ごとにエリア分けされている展示方法も分かりやすかったです。
ただし、トリエンナーレといえども美術館単体での開催となっていて、数時間から半日間の滞在で全部の作品を見回れるような規模でした。ドデカい規模と期待して行くと肩透かしにあうかも知れません。ミュージアムショップや館内レストラン、周辺の公園などでゆったりと過ごし、都会のストレスを洗い流す時間として1日滞在するプランも良いかも知れません。
概要
ミラノトリエンナーレ2019(Triennale di Milano 2019)
期間:2019年3月1日〜9月1日 ※Emilija Skarnulyte氏の展示は4月6日〜5月30日
会場:ミラノ・トリエンナーレ La Triennale di Milano(Triennale Design Museum)
住所: Viale Emilio Alemagna, 6, 20121 Milano MI, イタリア
アクセス:Metro Lines 1 and 2, stop Cadorna – Triennale
時間:10.30am–8.30pm
休館日: 月曜日
入場料:大人18ユーロ ※各種割引有 ※※トリエンナーレ期間外は別料金