アートを飾る
アートラバーとしては部屋に作品を飾ることに何のためらいもありません。しかし、賃貸マンション・アパートに住んでいるとなれば話は別。壁や柱に釘打ちなど出来ませんので、どうしても何らかの工夫が必要となります。
絵画も飾りたいし、立体的なアートも置いてみたいし、色々考えて考えました・・・。
参考までにこんな記事も参考にしてみて下さい。
Living in Art
少し話は変わりますが、アートと共に生活することについて考えてみたいと思います。
毎日の生活を送る住居にアートを飾ると、日常が明るく晴れやかなものになるはずです。バスキアの高額作品コレクションで有名なZOZOTOWNの前澤友作社長も提唱しているあり方で、「リビング・イン・アート(Living in Art)」という言葉で表現されるものです。
前澤友作さんは、アートの魅力を、次のようにインタビューで語っています。
◆前沢さんにとって現代アートの魅力とは?
僕個人で言うと、右脳と左脳のバランスをとってくれますね。数字で左脳を酷使したあと、アートに目をやると右脳が刺激される。
すべてのモノが情報化され、機械化され、効率化される中で、言葉にできないもの、数値化できないモノがアートにある。その数値化できない価値と向き合った時に自分の感性が試される気がします。
常に数字を追いかけるビジネスの世界に生きているので、それと真逆の感性勝負の世界に身を置くことで自分自身のバランスが取れる。社会にとっても、感性が重要なアートは今後、一層必要なものになっていくし、さらに盛り上がっていくのではないでしょうか。
〜毎日新聞(2017年11月11日)より
アートは人間の感性を磨いてくれますし、毎日一緒にいるととにかく幸せな気持ちに浸ることが出来ます。
ツーバイフォー(2×4 )
さて、本題に戻りまして、結果的に選んだ手法が「ツーバイフォー(2×4 )」というものです。「2×4(ツーバイフォ−)」という言葉は、聞いたことのある方も多くいらっしゃるかと思いますが、2インチ×4インチという木材のサイズを表現した言葉です。実際には「3.8×8.8㎝」※サイズはmm単位で変動します。
一般的に多く流通しているため、加工がしやすくて安価な木材です。今回はギャラリーっぽく塗装を行ってくれて、サイズも天井高によってカットしてくれたり、もちろん自宅まで送ってくれるという素晴らしいお店があるのです(楽天通販)。
なお、棚板1枚当たりの耐荷重は「30kg」、棚板の長さは「120cm」まで、段数は「4段」までという記載があります。設置場所の上級緒などを考慮にして慎重に計画して下さい。
ラブリコ
そして、天井と床面それぞれに固定する際に利用するのが「 LABRICO(ラブリコ)」というメーカーのパーツです。基本的には木材とLABRICOがあれば釘打ちなど家にキズを付けることなく安定して固定出来る事が出来るのです。
他のメーカーからも同種の商品が出ております。中でもディアウォールはLABRICOと双璧をなすブランドでこちらも安定した人気を誇っているようですね。どちらかお好きなブランドをチョイスすると良いでしょう。
価格
今回お願いしたオカモク楽天市場店の場合、幾らくらい金額が発生するか、下に整理してみました。
2本の柱に4段の棚を付けた組み合わせの場合
柱の長さを「2285mm」にカット。棚は1830mm長から910mmをカットしてもらいました。
- 塗装ツーバイ材 【約38×89×2440mm】@1,680円×2本=3,360円
- 塗装ツーバイ材 【約38×89×1830mm】@1,390円×2本(さらに2本にカットしてもらいます)=2,780円
- LABRICO(ラブリコ) 【2×4アジャスター】@1,080円×2個=2,160
- LABRICO(ラブリコ) 【2×4棚受け シングル】@600円×4個=2,400円
4段の棚を入れるとして、合計で10,700円です(送料除く)。いかがでしょうか?とってもお安いですよね!
準備するもの
準備するものはそれほど必要ではありません。
はさみ
梱包をばらす時に必要となります。逆に、そのタイミングしか使いません。
ドライバー
棚はネジで購入しますが、電動ドリルを使用しなくても、手作業でネジを柱に取り付けることで設置出来ます。下記写真は今回使ったドライバーですが、これは最低限ご用意お願いします。ラチェットハンドルが付いていると楽です、オススメ!