【自分で額装】アート作品を「ボックスフレーム(角箱)」に固定して立体額装する方法

自分で額装する

筆者が所有しているアート作品については基本的に全て、額縁に入れて保管・鑑賞しています。ホコリやチリ、飛散するゴミや油分、太陽光や照明など、様々な外敵に対して出来るだけ作品を保護すること〜コレクターとしては最低限行うべき対応かと思います。

アート作品は基本的に「預かっている」という意識を持っておりますので、保管状態については慎重に対応していきたいと思っています。大切な作品を守り、次の時代に受け継いでいくという意識も大切だと思っております。

額装は、作品を購入したギャラリーにお願いしたり、画材屋さんなどで額縁を購入し、作業費を支払って額装(作品を額縁に納めること)していましたが、今回は最後まで自分自身で行うことにしました。

額縁購入

額縁選びは通常、店舗に出向いて作品を額に合わせながら選んでいきますが、今回は自分の中にコレというイメージが合ったので、ネット通販で購入することにしました。

と言うのも、今回額装する谷口正造さんの作品「oraange」はキャンバスの側面(=外縁部)にまで描写が及んでおり、通常の額縁に収めると見えない部分が出てくるのです。側面も含めて全体を見せる方法を検討した結果「ボックスフレーム(角箱)」に立体額装することにしました。

額縁の購入店は安さと早さで有名な「額のまつえだ」さんに決めました。筆者の良く行く店舗で購入するより3割〜4割も安いのでズバリお得です。

 

準備

作品と額縁を用意したら、額装に必要な道具類は下記を用意します。木ネジ以外はご家庭にある道具だと思います。

  1. 定規
  2. ペン
  3. 木ネジ
  4. ドライバー

必要あれば固定用の両面テープもご用意下さい。

木ネジは細めのもので、長さはキャンバスの木枠、額縁の板厚との兼ね合いで選びましょう。今回は長さ15mmほどの木ネジを4本使用しました(必ず木ネジを使いましょう!)。

注文したその日に発送してくれました。

額縁も購入してから2日で来ました。「額のまつえだ」さん、仕事が早くて頼りになるお店です。

額装開始

さて、「自分で額装」のスタートです。今回のメインは作品の固定方法です。

1)計測

固定板とキャンバスそれぞれのサイズを確認し、ネジ入れの位置を決定します。キャンバスとボードを何度も確認して慎重に行います。

角定規があると便利ですね

念のため、作品と固定用ボードとの関係性をメモに落とし込み、ミスの無いように気をつけます。

メモ書きするとイメージが確認出来ます。

ネジ位置もキャンバスの布には掛からない位置にしました。

2)固定板に目印を記入

今回は額の色が黒色なので、固定板の表も黒色。なかなか目印が付かなくて苦労しました。チャコペンなどを使っても良かったかも知れません。

正確にマークしてズレの無いように。

3)ネジ入れ

作品の上から固定用ボードを乗せてネジ入れして行きます。ズレたりしないように両面テープなどで固定する方法もあるそうです。ここは一番慎重に!

今回は4本のネジを使いました。作品サイズで本数を増減させても良いかと思います。

4)確認

ネジ入れを終えたらキチンと固定されているか?左右や上下のバランスも確認していきます。

確認&確認・・・

念のため額に入れて確認していきます。

こちらの思惑通り、斜め横から見ても外縁部が見えるように設置出来ていますね。

ズレてないか慎重に・・・

5)額入れ

キチンとボードに固定されたら額入れです。アクリル板の両面に貼ってある保護シートを剥がします。この時にホコリが入らないように注意です。アクリル板を元の位置に戻し、作品を収めて裏蓋を閉じたら額入れ終了です。

6)紐を結ぶ

額入れが終わったら、額裏の紐を結びます。紐の結び方はこちらの動画が参考になりました。

完成!

完成です!

無事に額入れが終わりました。

額装すると作品がグンと生きて来るのを感じます。

まとめ

いつも人任せでお願いしていた額装ですが、自分でやって見るとなかなか手間が掛かりますが達成感あって満足度合いもナカナカのものです。コスト的にも画材屋さんでお願いする手数料も節約できますし、額縁も通販で安く仕入れることが出来ました。

なにより、お迎えした作品を自分の手で額装するという作業の重みを味わう事が出来ました。

皆さまも是非チャレンジしてみてください!