【訪問記】東京のアートコレクターが上海のアートフェア「West Bund Art & Design」に行ってきたレポート

West Bund Art & Design 2019

上海のアートフェア「West Bund Art & Design」に伺いました。会場は上海のWest Bund Art Centerです。

会場のWest Bund Art Center

「West Bund Art & Design 2019」は、同時期に上海で開催されている「ART021」と同時期の11月上旬に開催されました。

「ART021」のレポート記事は以下より閲覧下さい。

筆者が入場したのは11月9日の一般会期。当日券を購入して入場しました。

当日券は160元(日本円換算2,560円)

A館

West Bund Art & DesignはA館、N館と、大きく分けて2つの隣接した会場で行われます。
当日券のチケットはもぎりの形で入場するため、出入り自由ではありません。注意が必要です。

A館の会場風景

PACEギャラリーにて名和晃平さんの《PixCell-Double Deer #6》2016年

PearlLam GalleryにてChun Kwang Young 《Aggregation 18-AUO49》

A館は2階もありました。

会場風景〜2階より撮影

LEGENDS: WARHOL/BASQUIAT

会場の一角では、サザビーズの企画でアンディ・ウォーホルとバスキアの2人展も開催されていました。

N館

道路を挟んで隣り合うN館です。

道路を挟んで隣り合うN館の外観

N館の会場風景

N館は複数の建物で構成されていました。休憩ゾーンがあり、スターバックスコーヒーも入居。

ヴィルヘルム・サスナル(Wilhelm Sasnal)@Sadie Coles HQ

ジョシュ・スミス@David Zwirner

マグナス・プレッセン(Magnus Plessen)《Untitled》2019年 @WHITE CUBE

マリア・ラスニック(Maria Lassnig) @Hauser&Wirth

ジェフ・クーンズ《Gazing Ball》2014〜15年 @GAGOSIAN

メアリー・ウェザーフォード(MARY WEATHERFORD) @GAGOSIAN

Jens Fänge @Perrotin

塩田千春

クレア・ウッズ(Clare Woods)@SIMON LEE

ボルタンスキー

休憩所も充実でした。

松山智一

日本から出展していたKOTARO NUKAGAでは、松山智一さん作品を個展形式で展開していました。
下記記事より参照下さい。

 

まとめ

ART021に比べ、欧米よりの作品が集まっているような印象を持ちました。

また、会場近くには著名なギャラリーが複数点在し、エリア一帯がアート色に染まる街でした。
周辺に食事場所がほとんど無いのでご注意ください。

概要

West Bund Art & Design 2019

会場:West Bund Art Center (西岸芸術中心)
会期:2019年11月7日〜10日
・11月7日 (木) 12:00〜20:00 Private View(招待)
・11月8日 (金) 11:00〜12:00 Private View(招待)・12:00〜19:00 Public View(一般)
・11月9日 (土) 10:00〜19:00 Public View(一般)
・11月10日 (日) 10:00〜19:00 Public View(一般)
時間:10:00〜19:00(7日12:00~20:00・8日11:00~12:00はVIP)
料金:一般 160元(当日券)