【Bur@rt Diary】五感で楽しむアート〜香りの作用について。

不定期更新のBurart Diary。日記形式でダラダラと管理人の日常的なことやふと思う気づきを綴るような記事です。
日記風記事でありながらも、アクセス数的には当サイトの人気企画になっているようです。
とはいえ、無防備なゆるめの記事ですので、お暇なときにでもお読み下さい。

アート作品の掛け替え

自室に飾っているアート作品を掛け替えして変化をつけています。

特に、季節の変わり目をタイミングとしていることが多くて、毎回テーマ設定なども考えながらトランクルーム(倉庫)と自宅を往復しながら、作品の出し入れを行っています。

今回の掛け替えは、作品の数を思いっきり減らし、スペース的に余裕を作るような壁掛けにしてみました。
雰囲気が変わってとっても良い感じになりました。
スペースを作ることによって、隣合う作品との関係性に余裕が生まれ、印象が随分変わったようです。
ツメツメに飾って作品同士をぶつけ合うよりも、作品の強さを守るように飾ることで、見える景色が一変しました。

作品の掛け替えによって変化を演出することは、アートコレクションの楽しみ方のひとつと言えるでしょう。

五感で楽しむアート〜香りの作用について

掛け替えのタイミングに合わせて、知人たちを我が家に招く機会がありました。
作品の掛け替えは、家の中の大掃除を行うことに繋がり、家の中にお招きしても良いかな?と言う雰囲気につながりました。

料理やお酒を楽しみながらアート談義に花を咲かせるわけですが、談笑している途中、知人の1人がおもむろに香水を部屋にワンプッシュする場面がありました。香りはすぐに部屋中に広がっていき、瞬く間に今までとは別の空間になったかのような変化がありました。

もともと香水がそれほど好きではなく、むしろ苦手の部類に入っていたのですが、知人がつけていた香りを持ち上げ気味に褒め上げたこともあって、そういった流れになりました。
ワンプッシュの香水でも、空気を一変するような華やかな変化には、とても驚きました。

JO MALONE「English Pear & Freesia Cologne」

香りの正体は「ジョー マローン(JO MALONE) ロンドン」という著名な香水メーカーで、香りは「English Pear & Freesia Cologne(ペアー & フリージア)」という一番人気の香水でした。
甘くてしつこさもなくてサッパリとした香りです。

部屋の香りが変化すると、飾っている作品にも命が宿ったように見えてくるから不思議です。
部屋の空気が一変して、作品の見え方が変化します。
あまりにも良くて後日購入しに店舗へ向かいました。※店員さんが色々と教えてくれファンになりました。

2009年から営業を続けている東京・丸の内店

香りに限らず、音楽をかけたり、お酒を飲みながらだったり、それぞれの過ごし方があると思います。
五感を刺激することで、見慣れた所有作品への新しい眼差しが生まれます。

美術館やギャラリーでの展示は鑑賞者としてそのままの状態を受け入れることになりますが、掛け替えや香りによって、コレクション作品を自由な鑑賞スタイルで楽しむ事が出来るのは、アートコレクターの大きな楽しみであります。

皆様も好きな香りがあれば、部屋にひと拭きしてみてください。