【Bur@rt Diary】アートとInstagram(SNS)の関係性

Bur@rt Diary

毎週月曜日の朝に公開するBur@rt Diary。
ぶらっとアートの編集長が、アートに関すること、日常の好きなことや思ったことを日記形式でつらつらと綴っていく記事です。お暇なときにでもお読み下さい。

週末はコレクター訪問企画で東京を出てローカルに飛んでました。
また、美術雑誌と新聞社からの取材も受けてまして、コレコレ展の反響が余韻のように残っています。皆様の中に記憶として残ってくれているようで嬉しく思います。

そして、我が家に初めて取材の記者さんを迎え入れました。
狭い家なので、今まではお呼びすることもなかったのですが、記者さんが案外楽しんでくれたようで、ホッとしております。喜んでくれるならコレクター仲間の方と飲み会でもやろうかなって思いました。狭い家なので、呼べても数人ですが・・・。

アートとInstagramの関係性

アート系の出版社さん、新聞社さん、それぞれ取材の目的の大きなひとつにInstagramがありました。アートとInstagramの関係性に親和性があるということで、取材に来られていました。

最近読み直している、山本冬彦さんの著書「週末はギャラリー巡り」という新書本があります。山本冬彦さんはサラリーマンコレクターとして有名な方で、コレクション歴の長い大先輩コレクターです。アート業界の方からの話を伺うと、この著書からアートコレクターになったという方がとても多かったんだそうです。確かに本の内容は優しい内容で、アートコレクションへの敷居を低くしている内容です。巨匠の作品を数百万円で購入した宮津大輔さんの本「現代アートを買おう」に比べても、こちらの方が親しみやすい内容です。

山本冬彦さんは沢山のギャラリーを回り、安い金額で点数を多く購入するタイプのコレクターで、非常に共感度の高い方です。著書の中で「アートの情報源」という章があるのですが、今の状況とは少し様相が違っていて、時代の変化を感じます。※著書の発行は2009年8月。

本に収録されていたアート関連の情報源は「新聞」「テレビ」「美術雑誌」の順で、最後に追記されるような形で「ウェブサイト」とあります。その中で、以下のオススメサイトが載っていました。残念ながら、現在はいずれも更新を終了している模様です。

  1. 芸力(http://geiriki.com/)
  2. Gallery Serch(http://garou.imagista.com/)
  3. Museum-Cafe(https://www.museum-cafe.com/)※現在は閉鎖)
  4. gaden presents(http://gaden.jp/ex_but.html)

言うまでもなく、現在はSNS上で活発にトラフィックされている状況です。中でもInstagramは、作家やギャラリー、コレクターが交流出来て、さらに世界に繋がっています。
私のアカウントにも、色んなメッセージが飛び込んで来て、楽しませてもらってます。○○○○というアーティストの作品はどうやったら購入出来るのか?といった海外からのメッセージは結構あります。世界のコレクターと繋がるツールって楽しいですよね。

2月と3月のアートイベント

新型コロナウィルス、怖いですね。バーゼル香港に影響が出ないと良いのですが・・・。
そろそろ結論が出ても良いタイミングですが、私の予想は「延期」です。
キャンセル不可のエアーチケットを取ってしまったので、涙が出そうですが・・・。

同タイミングのアートフェア東京は、普通に開催するでしょうね、と予測。ドメスティックなアートイベントですから、影響が少ないと勝手に判断しております。

今月は京都に2回行く予定です。
京都造形大と、京都市立芸大の卒展・修了展・作品展、アーティストフェア京都です。
京都の作家やコレクターさんと、良い出会いがあればと楽しみにしております。

SBIのアートオークション、不落札が多かった印象です。井田幸昌さんの価格には驚きましたね・・・。人気不人気の2極化が進んでいるように映ります。

今週も頑張っていきましょう!

Burart編集長
コバヤシマヒロ