【山形ビエンナーレ】あなたは夜子を見たか?

夜子のダンス

山形ビエンナーレ行ってきました。面白かったなぁ・・・。

芸術祭として良質な作品をたくさん鑑賞することが出来ましたが、2018年の山形ビエンナーレで1つだけ異彩を放っている企画がありました。「夜子のダンス」です。
「夜子のダンス」は、ファッションデザイナー飛田正浩氏が主宰する「spoken words project」が企画制作したインスタレーションで、山形在住の若者とのコラボ作品です。

山形県郷土館「文翔館」

「夜子のダンス」は山形県郷土館「文翔館」内の企画です。夜子は複数名いて、主に文翔館の中庭で姿を確認することが出来ます。
中庭に敷き詰められたシートは1枚が1畳分の大きさに形取られた手作りの作品です。

この写真では2名の夜子が座っていて休憩中の様子です。

普通に歩いている夜子さんです。

ただし、館内を回遊しているときがあります。どこにいるのか分からないのが夜子です。そして、基本的にはダンスをします。中庭ですので、文翔館の2階や3階でも見られます。
[twenty20 img1=”8849″ img2=”8848″ offset=”0.5″] [twenty20 img1=”8846″ img2=”8845″ offset=”0.5″] 運良く動画を撮ることが出来ました。
静寂の中でのダンスです。

ダンスを見たあと中庭を後にしようとしてビックリ!しました。中庭から出る扉の横に棒立ちの夜子が立っていたのです。

入るときは確かにいなかったけれど・・・

ボランティアの方によると、夜子は4人いるそうです。
あなたは何人の夜子を見つけましたか?

概要

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018
会期:9月1日〜9月24日(期間中の金、土、日、月祝のみ開催)※合計13日間開催
展示タイトル:=夜子のダンス
展示会場=文翔館 中庭
公開時間=9:00〜16:30
素材提供=株式会社中川ケミカル
協力=原田郁子(クラムボン)、柳田哲雄、井川友里江、榎本倫、大澤ゆかり、東北芸術工科大学美術科テキスタイルコース