SSM
正方形のSMサイズ、SSM。
「227×227mm」と言うコンパクトなサイズ感で、作家さんもあまりこのサイズで描くことはないのかも知れませんが、筆者的にはなぜかご縁があって額装に迫られることが多いです。
しかしこのサイズの既製品額縁がなかなかなくて、選択肢がほぼありません。ついついオーダーに頼ってしまいます。オーダーと言うことは価格が高くなってしまうのです。
下記のような額縁もあるにはあるのですが、比較的余白を作って見せたい作品の場合にはフィットしません。「余裕を持たせて額装したい派」の方にはオススメしない額です。
今回額装を考えているのが下の作品。古家野雄紀さんの「螺旋群像図」。キャンバスの側面にも描かれている作品のため、余白を多めに取る形で側面も見せるように額装したいと思いました。![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame14.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
色々検索して探してみた結果、SSM号で余白を多めに取れる額縁はこちらの額以外に良い商品が見つかりませんでした。。
額装
実際に自分で額装してみました。なお、額装に必要な木ネジも同時に購入しました(1本4円)。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame1.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
ダンボールで梱包されて到着しました。送料は東京までで638円(税込)
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame4.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
開封しました。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame6.jpg?resize=728%2C499&ssl=1)
アクリル板の両面には保護シールが貼ってあります。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame9.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
背面から裏蓋やマットを外します。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame11.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
事前に計算して作品をネジで留める場所を確認します。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame13.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
SSM号と言う小さいサイズなので、木ネジの数は4本ではなく、2本止めにしました。
ネジ止めする時は、作品を付属のボードで挟みながら裏返しにします。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame12.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
サイズが小さい作品なので、ネジで固定する作業は比較的容易です。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame15.jpg?resize=728%2C520&ssl=1)
アクリル板の保護シールを外して完成です!
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2018/05/SSM_Frame17.jpg?resize=728%2C587&ssl=1)
壁に掛けてフィニッシュ!
この額縁内寸が「290mm」なので、S3号サイズ(273x273mm)の額縁を探してみると良いかも知れませんね、と後で気がつきました。でも、S3号サイズもなかなか選択肢がありませんが。
ちなみに筆者の場合、既製品の額縁は激安店「まつえだ」で通販購入することが多いです。
皆さまも参考にしてみて下さい。