【美術鑑賞に最適】近くが見える双眼鏡「PENTAX Papilio II」が凄い!

近くが見える双眼鏡「PENTAX Papilio II」

先日訪れた、東京国立博物館で開催の美術展、御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」(以下、正倉院展)の特設ショップにて、面白いものを見つけました。
「近くが良く見える双眼鏡」というコピーで、美術鑑賞に使える双眼鏡「PENTAX Papilio II」です。

正倉院展特設ショップの「PENTAX PapilioII」販売コーナー

特設ショップでは、実際にミニチュアの模型が置かれ、使用体験できるようになっていました。
筆者も単眼鏡は使ったことがあるのですが、こういった双眼鏡を使うのは初めての体験です。

被写体の50cmまで寄れます。

商品名はPENTAX(ペンタックス)の「Papilio II」。
早速デモ機を手に取り、展示されていたミニチュアを双眼鏡で覗いてみました。
す、凄い・・・!
かなりクリアに細部までぐぐっと拡大してくれます。
ミニチュアの表面に現れる緻密なディテールを細かく見ることが出来ました!

PENTAX「Papilio II」

実際にデモ機を使って体感した展は次の通りです(6.5×21mm)で体験使用。

  1. 被写体の見え方がクリアで、解像度が高い
  2. 視野が広い
  3. ピントの合わせ方が簡単
  4. ぶれが少なくて安定感を感じる
  5. 見た目ほどの重さがなくて、取り扱いしやすい※携帯性を優先するなら単眼鏡をオススメ
  6. 両手で扱える安心感 ※片手でもOK
  7. 最短合焦距離「50cm」の安心感

全体的に、見え方については単眼鏡を軽く凌駕する印象です。
これ1台有れば美術鑑賞の幅が広がりそうですね。

正倉院展では、碁石をモチーフに作られた宝物《紅牙撥鏤棊子》《紺牙撥鏤棊子》が展示されていましたが、まさにこういった作品を鑑賞する際には威力を発揮することでしょう。

正倉院宝物 北倉25《紅牙撥鏤棊子》

次の写真は拡大したものですが、上記写真のような距離で見るよりも、次の写真のように拡大してみたいと思いますよね。

直径1.5〜1.7cmの作品。※写真は拡大

小さい作品に限らず、大きな作品を鑑賞する際にも、細部の素材感や状態、絵具や支持体の細かな確認など、それぞれの探究心を満たしてくれることに繋がりそうです。

正倉院展限定パッケージ(税別16,000円)

美術鑑賞に最適な、近くが見える双眼鏡「PENTAX Papilio II」。
単眼鏡以外の選択肢があったのですね。商品はズーム倍率が6.5倍、8.5倍の2タイプから選べるようです。

是非手にとってその世界を感じて頂ければと思います。

概要

PENTAX 双眼鏡 PAPILIO II・6.5×21
ズーム倍率 (光学) 6.5
ズーム倍率 (デジタル含む) 6.5倍
種類 ポロプリズム
付属機能、特徴 マルチコート、眼鏡対応
付属品 ケース、ストラップ
サイズ 6.5×21
レンズ有効径 21 mm
実視界(°) 7.5
※美術品鑑賞など、近距離使用では6.5倍の方が良いようです。

PENTAX 双眼鏡 PAPILIO II・8.5×21
ズーム倍率 (光学) 8.5
ズーム倍率 (デジタル含む) 8.5倍
焦点距離 (広角側) 1.6
種類 ポロプリズム
付属機能、特徴 マルチコート、眼鏡対応
サイズ 8.5×21
レンズ有効径 21
実視界(°) 115