値上がりアーティストの見分け方
先日、アートディーラー三井一弘さんの講演を聞きに伺ってきました。
世界的権威を持つウイルデンスタイン画廊(NY)の東京店で働いた経験をお持ちで、現在では個人コレクター向けにアート作品の売買を行っている最前線にいらっしゃる方です。
三井さんから教えて頂いた「資産価値としてのアート作品購入」について、ギャラリーの取り扱い作家から見る「価格が上がるアーティストの見分け方」を教えて頂きました。
ギャラリートップ3
まずはじめに、現代アートの世界的なポジショニングを整理します。
メガギャラリーと言われる中で、TOP3にポジションするギャラリーは下記の3ギャラリーだそうです。
取り扱いギャラリーの影響力によって、アーティストの知名度は大きく左右されます。
世界的に発信力のあるギャラリーに所属することで、作家自身の将来性が大きく変わっていくことになるのです。
PACEギャラリー
前述した「3ギャラリー」の中でも、PACEのアーティストリストは要注意だそうです。なぜなら「例外なく作品の価格が上がる」からだそうです。「PACE」のコマーシャル効果は、ワールドワイド。名だたる作家陣がラインアップされています。

2018年3月時点
PACEギャラリーの日本人アーティスト
取り扱いアーティストのリストを良く見ると、日本人アーティストの名前も4名クレジットされいていました。さて、四天王の名前は・・・?

以下のアーティストです。
- 奈良美智
- 名和晃平
- イサムノグチ
- Team Lab(チームラボ)
チームラボはニュースでも大きく取り上げられましたよね。
4人の中では名和晃平さんであれば、今のところ比較的入手しやすい価格帯かと思います。
以上、参考になりましたでしょうか?
筆者としてはアーティストの知名度に左右されることなく、作品それ自身を評価して購入していきたいと思います。皆さまはいかがでしょうか。