リカルド・ゴンザレス「Memories of spring」
メキシコ出身、ニューヨーク在住のグラフィックデザイナー、リカルド・ゴンザレス(Ricardo Gonzalez)さんの個展「Memories of spring」にお伺いしました。
会場は表参道のギャラリーhpgrp GALLERY TOKYOです。
同所での個展は約1年ぶりの開催です。
前回の模様は以下より参照下さい。
リカルド・ゴンザレスは、レタリング、タイポグラフィー、カリグラフィーや書体デザインを得意とするストリート系アーティストです。
本展での作品は、タイトルにもあるように使い捨てカメラを使い、春の季節に日本で撮影した写真の色彩、それを見てイメージしたことをベースに制作されました。全ての作品は、特定の瞬間的記憶と、人生の素朴さを感じた時を描いたものです。
本展では、わずかに認識出来るレベルで読み取れた文字をさらに崩し、現代アート寄りに描かれた作品が多かった印象です。
タイトルに《Untitled》と付けられた作品はご存じ「it’s a living」と描かれています。
61cm×61cmは14万円、120cm×120cmは40万円(税別)と、まだまだ割安な価格設定でした。
概要
リカルド・ゴンザレス Ricardo Gonzalez
「Memories of spring」
会場:hpgrp GALLERY TOKYO
会期:2020年10月2日~10月17日
時間:12:00~19:30
休館日:日、月、火