【個展】リカルド・ゴンザレス Ricardo Gonzalez「Writing is Painting」hpgrp GALLERY TOKYO

リカルド・ゴンザレス 「Writing is Painting」

メキシコ出身、ニューヨーク在住のグラフィックデザイナー、リカルド・ゴンザレス(Ricardo Gonzalez)さんの個展「Writing is Painting」にお伺いしました。会場は表参道にあるhpgrp GALLERY TOKYOです。
リカルド・ゴンザレスは、レタリング、タイポグラフィー、カリグラフィーや書体デザインを得意とするストリート系アーティストです。AppleやNikeなどの企業案件も多く手がけていおり、人気のアーティストさんです。

展示風景

販売価格は海外よりもかなり低く抑えられているそうです。こちらの作品は1点約10万円ですが、海外では約3倍にもなるそう。

中央:リカルド・ゴンザレス 《Hallucination》W122x181(cm)

筆は使わずにマーカーで描かれた作品は、一筆書きのような軌跡です。下から上に描いていくそうなのですが、グラデーションが掛かった作品は、常に色を変えながら調整しているそうです。

中央:リカルド・ゴンザレス 《Forgotten》右:リカルド・ゴンザレス 《Live》、《Love》

リカルド・ゴンザレスさんは、「It’s a living」という言葉を自身のシグネチャーとしていて、Instagramのアカウント名にも使われています。また、「Writing is Painting」というこの展覧会のタイトルにもある通り、言葉をイメージとして描きます。

展示風景

作品は、記号のようなライティングですが、よく見ると英文が描かれています。
マーカーの辿る線とマーカーの液体が垂れる軌跡がクールです。
Krinkというメーカーのマーカーを使用しているそうです。

右:リカルド・ゴンザレス 《 Remember》

日本限定販売作品

日本だけのシルクスクリーン作品が販売されていました。価格はなんと1点10,000円!30エディション限定でした。

海外からの問い合わせも多く来ているようですが、日本だからこそ実現出来た企画なんだそうです。

リカルド・ゴンザレス 《Writing is Painting》White/Black シートサイズ:W33.7xH46(cm) ※シルクスクリーン作品 Edition30

会期中盤にお伺いしましたが、オリジナル作品は早々に完売。
シルクスクリーン作品はまだ半分ほど在庫があるようでした。
オリジナル作品はもちろん、シルク作品でも非常に貴重なコレクションになることでしょう。

額装してみました。額木とマットを白黒で統一〜気分によって入れ替えてもOK。

概要

Writing is Painting
リカルド・ゴンザレス Ricardo Gonzalez
会場:hpgrp GALLERY TOKYO
会期:2019年6月28日〜8月3日
オープニングパーティー:2019年6月28日19:00〜21:00