新型コロナウイルスの情勢により、本展の延期が発表されました。
※2020年2月20日発表
【AiPHT 2020 延期日程】
プレビュー:9月25日(金)
一般公開:9月26日(土)、27日(日)
ART in PARK HOTEL TOKYO 2020
現代美術のアートフェア「ART in PARK HOTEL TOKYO 2020」(略称:AiPHT / アイファット)がパークホ テル東京にて開催されます。
総勢42ギャラリー(東京:16軒、東京以外:22軒、台湾:2軒、韓国: 2軒)が出展し、ホテル客室をギャラリーに仕立て、現代アートの作品が展示・販売されます。
以前取り上げた記事は下記より参照ください。
AiPHT 2020では、国際的に活躍している作家から今をときめくの若手作家までが一堂に介します。日本を代表する彫刻家、舟越桂さんによる美しい表情が印象的な木彫作品は、西村画廊から展示されます。
80年代より様々な素材やメディアを使い彫刻 の概念の拡張をはかってきた中原浩大さんは、珍しいモノクロームの版画シリーズをギャラリーノマルから出展。同ギャラリーにて展示される名和晃平のモノクロームとあわせて鑑賞出来る機会になりそうです。
AiPHT初出展のPOETIC SCAPEからは、90年代より活躍している野村浩さんが代表作 《EYES》が出展。
なんの変哲も無い日常に、目玉をつけると不思議な気配を漂わす、コンセプチュアルなコミカルさが魅力の作品です。
また、70年代生まれのヤマガミユキヒロさんは、緻密に描画した風景画に同一視点から撮影した映像を投影した「キャンバス・プロジェクション」という独自の手法により、国内の美術館でも高い評価を受けている一連の作品を出展します。
80年代生まれの厚地朋子さんは、室内風景や田園風景をコラージュし、筆致の温かさがありながら、どこか「歪み」を内在した絵画世界を展開します。同じく80年代生まれの帆刈祥太郎さんは、注目を集め出した10年ほど前から「蝋」を素材として使い始め、モダンな頭部彫刻とアブストラクトな台座の 組み合わせがユニークな《Studies for Melancholia I》を出展します。
90年代生まれの小谷くるみさんは、結露した窓ガラスに何者かが触れた痕跡をモチーフに制作された人気シリーズをはじめ、新作も出展予定です。ここ最近は、ほぼ完売になる彼女の新作に注目です。
海外ギャラリーの出展作家では、これまで様々な構造物や映像装置を通じて「見る、見られる」の関係性を追求してきた韓国の作家、程延柱さんの出展も注目です。自分が住んだり滞在したことのある 部屋と窓をモチーフとした3Dアニメーションを出展します。
ほかにも、5万円、10万円で購入出来るアート作品がたくさん揃えられています。
公式ウェブサイトでは、出展予定の作品をメディアや価格帯をから 検索できるアートワークページが公開中です(https://www.aipht.artosaka.jp/artwork/)。
欲しい作品のジャンルや、お求めの価格に適した作品を探すことができるので、フェアの予習にご活用いただけます。
アートフェア東京2020と同時期開催の「ART in PARK HOTEL TOKYO 2020」。
価格的にみて、購入のハードルがそれほど高くないイベントです。
コレクションの入り口には、最適なアートフェアなのではないでしょうか?
概要
ART in PARK HOTEL TOKYO 2020
日時:2020年3月19日(木)~21日(土)
プレビュー:2020年3月19日(木)14:00~21:00 ※招待客、プレスのみ
一般公開:2020年3月20日(金・祝) 11:00~20:00 / 3月21日(土) 11:00~19:00
会場:パークホテル東京 26階、27階(2フロア貸切)
出展ギャラリー:42ギャラリー
入場料:¥1,800-. / 1day pass *当日、フェア受付にてお買い求め下さい
共催:一般社団法人日本現代美術振興協会、パークホテル東京
協賛:スリーエム ジャパン株式会社、アサヒビール株式会社、イリカフェ社、株式会社WASARA
後援:ワンピース倶楽部、パトロンプロジェクト、アートのある暮らし協会
メディアパートナー:イープラス、Art Scenes(アートシーンズ)
パートナーイベント:アートフェア東京2020、3331 ART FAIR 2020
公式ウェブサイト:https://www.aipht.artosaka.jp/