【Bur@rt Diary】Barのマスターが語る、オリジナル性とこだわりについて。

Burart Diary

毎週月曜日の朝に公開するBurart Diary。
ぶらっとアートの編集長が、アートに関すること、日常の好きなことや思ったことを日記形式でつらつらと綴っていく記事です。お暇なときにでもお読み下さい。

あっという間に2019年も残り約1週間ですね。
クリスマス、大晦日、お正月と続くこの時期は、毎年イベントが盛りだくさんで、駆け足のように過ぎていきます。街の喧騒も心地良いBGMのようで、普段の景色と変わって見えるところが好きです。

コレコレ展も27日の金曜日からスタートします。興味を持って頂く方から色んなところで声をかけて頂けます。沢山の方々に来て頂けるようで嬉しく思います。私も比較的ギャラリーにいると思います。お声がけください。

Bar Bossaの林伸次さん

アートに関係する人ではありませんが、クリエイターと読者をつなぐサービスnoteで沢山の有料会員を抱える渋谷のBar Bossa店長、林伸次さんにお会いしてきました。
※林伸次さんのnoteはこちら→https://note.com/bar_bossa

Bar Bossa(渋谷)

林さんはバーの店長でありながら、毎日更新するnoteを更新していることで有名な方です。
婚活やセックスなどの男女関係をテーマにした話や、飲食業のノウハウなどを中心とした読み物が面白く、私も読者登録しています。
そんな林さんが最近本を出版されたとあって、お話を伺う機会を頂きました。著書は「なぜ、あの飲食店にお客が集まるのか」という、成功している飲食店の本質に迫るインタビュー本です。

私がインタビューする機会を頂いたのは、ギャラリー運営についてのヒントを聞きたいと思ったことが理由です。※現在そちら方面に関心を持っていまして、少し下調べをしております・・・。
林さんから頂いた話のなかで、興味深い話を聞いたので少しご紹介したいと思います。
林さんは、日頃から飲食店業界を研究しており、成功店と失敗店の特徴について論理的に分かりやすく解説してくれています。お店経営の極意は、場所、コンセプト、メニュー、ターゲット設定など、多くの要素で構成され、経営に繋がっていくわけですが、最も大事な点は「オリジナリティ」「こだわり」なんだそうです。
個性的であること、高い熱量や推進力が成功への道に繋がっていくそうです。

その考え方は、アートの世界でも共通しているような気がします。
週末に平子雄一さんの個展に伺いました。特徴的なモチーフや、新しいシリーズへのチャレンジ、ギャラリー空間の造作など、林さんが言うように、オリジナリティこだわりが至る所に感じられました。アーティストとしての勢いやオーラを感じました。

昨日放送されたテレビ番組「M1グランプリ」でもそうでした。
優勝したお笑いコンビ、ミルクボーイの独創的な視点と徹底的にやり抜く力は、多くの視聴者を魅了したことでしょう。

オリジナリティこだわり、胸に刻みました。

ビューイングルーム

コレクションした作品の額装ができあがったと連絡を受けて、ギャラリー小柳に足を運びました。

小柳さんの旦那さんでもある杉本博司さんがデザインしたギャラリーは、2016年に完成しました。まだまだ綺麗で心地良い空間です。

ギャラリー小柳のビューイングルーム

ギャラリースペースの横から入るビューイングルームは、銀座の一等地とは思えぬほど、広々として贅沢なスペースです。落ち着いた空間には、著名作家の作品が展示されていて、贅沢な空間を味わう事が出来ました。

ミヒャエル・ボレマンス

ギャラリーの裏スペースが大好きです。
展示室の空気とは違って、何か掘り出し物が出てくるような予感が感じられます。

ソフィ・カルの作品

そういえば、ギャラリーで額装すると安く感じるのは気のせいでしょうか?

コレコレ展

買える!アートコレクター展「Collectors’ Collective vol.1」(通称:コレコレ展)の開催が近づいています。ギャラリーのサイトでは、15名の作家による出品作品の一部が公開されています。

また、以下のフォームから額装に関するアンケートを募っています。会期後半の1月11日(土)の13時から、トークイベントを予定しております。額装に関するお話を頂けるゲストをお招きしてお届けいたします。ご期待ください。

では、また来週!