【イタリア・ミラノ】プラダ財団美術館(Fondazione Prada)

プラダ財団美術館(Fondazione Prada)

PRADA美術館に行ってきました。
場所はイタリア、ミラノ。メトロM3線「Lodi T.i.b.b.」駅から徒歩で約10分ちょっとの場所です。とにかく広いエリアです。

地下鉄駅から歩いて向かいました。外観写真です。

中に入ると、とにかく広い敷地で驚きます。

チケット売場

チケットは大人1枚15ユーロ。2枚あるうちの1枚は「HAUNTED HOUSE」の時間指定入場券です。

全体の会場MAPが床に埋め込まれていました。オレンジの場所がチケット売場です。

地下のクローク横にある男子トイレ。あれ?便器ないぞ?と一瞬混乱します※左側緑の壁が洋式個室トイレです

リジー・フィッチとライアン・トレッカーティンの展示「WHETHER LINE」からスタートです

訪問した日は空いていてゆっくり回れました。

映像作品

巨大な体育館のようなスペース

2018年に完成したTorre(トーレ)館のエレベータは景色が素晴らしい反面高所恐怖症には少々怖いです。

天井からぶら下がるキノコの部。カールステン・ホーラー(Carsten Höller)の作品。

上層階は天井が高くて見晴らしが良いガラス窓です。

気持ちよいミラノの景色

ダミアンハーストの大作は驚きです。

ダミアン・ハーストの大作《The Last Judgement》Flies and resin on canvas 2002年

Flies and resin on canvas・・・という響き(笑。

Flies ・・・

マイケル・ハイザー(Michael Heizer)

ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)《Tulips》1995〜2004年

カルラ・アッカルディ(Carla Accardi)

敷地がとにかく広い場所です。

モナ・ハトゥム(Mona Hatoum) 《Remains of the day》 2014年

ルーチョ・フォンタナ(Lucio Fontana)《Battaglia》1948年

植栽もオシャレですね

Cinema館は出入りが自由です。複数本数上映されていました。

ミュージアムショップ(Biblioteca)

品揃えはそれほど多くない印象ですが、隣のBARとはまるで異空間なミュージアムショップです。

洗練された空間デザインのミュージアムショップです。

トム・サックスの特装版は「エディション150」の直筆サイン入り で1,300ユーロでした。

よく見るとPRADA製の革が使われたカバーです。写真は見本品。

カフェ・バー

敷地内のミュージアムショップ隣に構えるカフェ・バー「Bar Luce」は、「グランド・ブタペスト・ホテル」などを手がけた映画監督ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)がデザインしたそうです。
店内の雰囲気が映画を思い出させてくれます。

店内とテラスに席があります

インテリアが素敵でした

まとめ

施設内はとにかく大きくて、複数の建物を巡っていくコースになります。
PRADA美術館のコレクションは著名なアーティストの作品が並び、めちゃ稼いでいるなぁ・・・という感想が自然に出てきてしまいました。

広い敷地内を歩く体力も必要ですが、時間を多めにとって一日過ごすような余裕も持ちたいと思いました。
筆者は時間が足りず、「HAUNTED HOUSE」に立ち寄ることが出来ませんでした。

ミラノ中心街の美術館も良いですが、PRADA美術館のラグジュアリーな雰囲気は特別な体験になることでしょう。

概要

プラダ財団美術館(Fondazione Prada)
営業時間:10時~19時(月、水、木) 10時~20時(金、土、日)
休業日:火曜日