デザインフェスタ(デザフェス)
「デザインフェスタ」は、アジア最大級のクリエーターの祭典。通称「デザフェス」と呼ばれるイベントで、東京ビッグサイトで年2回開催されます(真夏のデザインフェスタも含めると3回)。
国内のみならず世界各国から1万人以上のアーティストが集結し、それぞれの技術や個性を生かした絵画やアクセサリー、ハンドメイド雑貨などを展示・販売する内容で、会期中は大きな盛り上がりを見せます。
デザインフェスタVol.47
今回お伺いしたのは「春のデザインフェスタ vol.47。2018年5月12日〜13日の開催です。開場の朝11時より前に行列が出来ています。目当てのブースにいち早く行ってアイテムをゲットしたいファンが沢山並んでいるのです。
行列は建物の外から会場の入口まで、数えられないほどの人数でした。
入場料は1日1000円(小学生以下無料)。立派な有料イベントです。
東京ビッグサイト
会場は東京ビッグサイトの西ホール。
出展している作家の1人から「西ホールで開催するから出展した」というこだわりの方もいらっしゃいました。確かに、西ホール1階の雰囲気や空気感は良かったですね。
デザフェス×アート
デザフェスの出展者は非常に多く、5000ブースもあります。1ブース1分かけても5000分。83時間!2日間掛けても全部を回ることは至難の業でしょう。当サイトは現代アートをテーマに取り扱っていますので、「アート」視点で各ブースを回りました。
絵画作品
一般的な絵画作品は様々なジャンルの作品が展開されていました。
立体作品
工芸作品
オタクカルチャー寄りのフィギュアに繋がるような作品も沢山ある中で、芸術性を感じるブースも多くありました。
ライブペインティング
デザフェスの大きな特徴でもあるライブペインティング。色んな場所で展開されていました。
作家と会えるイベント
デザフェスの醍醐味は面白いアイテムや作品との出逢いに加えて、作家や作者本人と会える楽しみ、話し出来る楽しみが醍醐味ではないでしょうか。
作者との対面によって、作品の世界観をよりリアルにつかみ取ることが出来ますし、人柄に触れることで作家ご本人への感情が生まれてくるのです。これは作者にとっても同じことのようで、ファンのみならず、一般の人からの意見や感想を聞くことの出来る場として、創作活動への大きなモチベーションへと繋がっていくようです。
まとめ
デザフェスはとても楽しくて、来場者も出展者もハッピーになれる非常に良いイベントです。
出展希望者が多いため、お金を払えば誰でもブースを持てるというわけではありません。主催者による「抽選」で選ばれるという不確実性がありますが、作品との相性が合えば、ファン作りや作品販売に直結するイベントです。来場者が年々増えていて、4階フロアはかなりの熱気に包まれて室温が間違いなく上昇していました(半袖推奨)。
普段ギャラリー巡りをされているアートファンの方でも充分いに楽しめる「アートフェア」になるのではないでしょうか。
概要
名称:デザインフェスタ vol.47
会場:東京ビッグサイト西ホール全館
会期:2018年5月12日(土)・13日(日)
内容:オリジナル作品展示・販売・パフォーマンス等
出展ブース:5,000ブース
出展者数:15,000人(見込み)
応募期間:2017年11月28日から申込開始予定