先日伺ったギャラリーで鮮やかな陶器の水差しを拝見しました。
それは鮮やかな原と金色の鮮やかな配色と、上品な形状の素晴らしさが見事でした。それから一気にその作家さんへの興味が沸き、まずはAmazonで手に入った作品集(ギャラリーでも拝見しました)を手に入れました。
松田百合子
その作家さんのお名前は松田百合子さん。京都市立美大で富本憲吉氏の指導を受け、1973年〜1983年まで日本陶芸展の前衛部門で連続入選した実力ある作家さんです。
特徴的な作品が唇や女性のお尻をモチーフにした作品です。
エロティックなモチーフだけれども、赤色や金色で装飾が施された作品は鮮やかで、完成度の高い作品です。
インスタレーション作品として屋外での展示写真が何ページにも渡っていて特徴的です。
一方では実用的な陶器の制作も行われていて、思わず欲しくなってしまいます。
綺麗な水差し!ギャラリーでも拝見しましたが、お値段は12万円でした。
金彩の入れ方と、ろくろを使わないで成形する作風が好みです。
素晴らしい作家さんですね。
この本の発行年は1992年。11979年〜1992年までに作られた58点もの作品が収録されていました。
中古になりますがAmazonで販売されてるようです。