【コレクター展】関一彦 コレクション 「抜けている」って面白い -エキサイティングの面白さ、ファニィの面白さ-@アートコンプレックスセンター

コレクターズウィーク

アートコンプレックスセンター主催にてアートコレクターによるコレクション展、「コレクターズウィーク」が開催とあって伺ってきました。

物故作家から新進気鋭の若手アーティストまで、3名のコレクター(佐々真・小泉清・関一彦)とアートコンプレックスセンター館長(式田譲)が取り扱う作品のコレクションを展示、一部販売も行われておりました。

関一彦氏

ちょうど在廊されていたご本人とお話しする機会に恵まれました。

キラリと光る何かを感じるものをコレクションされていると言うことで、バラエティに富んだ作品が並んでおりました。

しかも、揃っている作品は全て作家が若手の時代に購入した作品。美大卒業後に1〜3年ほどのアーティストや「初個展」と言った場合などにはギャラリーに赴いていくそうです。

しかも、関一彦氏は会社員と言うこともあり、基本的には土日にギャラリー巡りを行うというルーティン。現在は引退されているようですが、定期的にこう言った個展を開いているとのお話しでした。年齢的な限界が来たら美術館などに寄贈するようなお考えもあるとか。

作品はどれもノートブックの切れ端に一言コメントが記載されていて、ご本人の作品に対する想いが込められていました。

また、アクリルボックスで額装している作品が何点かありました。お伺いしたところ明確な理由をお持ちで、「キャンバスの裏側を隠したくない」とのお話し。キャンバスに塗られた絵の具の情報や作家さんが描いたサインやタイトルなど、「沢山の情報を見られる状態で保管したい」とのお話しでした。筆者も同様の考えを持っているため、非常に共感できる考え方でした。

まとめ

販売を目的とせず、ご自身の作品を陽の当たる場所で多くの鑑賞者へ観てもらう場所を作っていくという考え方は、同じコレクターとしてリスペクトしたいと思います。

作品は今回展示されている作品の10倍ほどお持ちとか。若手作家の比較的安い時期に購入されたとはいえ、これだけの作品数を収蔵されるまでのエネルギーはかなりのアート好きなのでしょう。

時間を使い、会場費を払って作品を搬出入するなど、多くのご苦労があるはずです。

いつか筆者も同じ場所に立ちたいと思うのでした・・・。

概要

タイトル:関 一彦 コレクション
「抜けている」って面白い -エキサイティングの面白さ、ファニィの面白さ-

会場:アートコンプレックスセンター「ACT5」
※コレクターズウィーク企画

会期:2018/2/27(tue)-3/4(sun)
11:00-20:00(最終日は17:00まで)

安彦文平/渡邉里絵香/太田馨/江藤玲奈/倉田明佳/押元一敏/横尾龍彦/小木曽誠/利渉重雄/井原信次/木下拓也/津田文香/濱野裕理/新藤杏子/山口藍/竹谷嘉人その他、総数60点