【アートコレクターのお作法】フィルムプラスト(FILMOPLAST)は紙作品を額装する場合の必需品

紙作品の固定問題を一挙解決!

最近、写真集や画集を額装する機会が続けてありました。

キャンバス作品やポスターとは違って、まとまったページ数のある写真集や画集を額装するときにネックになるのがページが不必要に浮かんだり開いたり安定しないことです。

それらをキチンと固定するために、何らかの方法できちんと処理する必要があります。
その際に大活躍するのが今回ご紹介するフィルムプラスト(FILMOPLAST)です。

フィルムプラスト(FILMOPLAST)

フィルムプラスト(FILMOPLAST)は、もともと世界各国の図書館で使用されている本の補修テープとして利用されています。

破れた本の紙を修復するためにセロハンテープのように貼ってつなぎ合わせます。
貼る前のテープの色は透明度の高い白色となっておりますが、貼付後は素材に馴染み透明になってくれます。

中性接着テープで、粘着力が強く作品の凹凸になじみやすい薄口の紙製テープです。
セロハンテープなどでよく起こる「経年変化による黄変が無く」、安心して使うことが出来る優れ物なのです。

破れたページの修復のみならず、画集や写真集のページを固定する為に使ってあげると、額装しても収まりが良くページがめくれることもありません。素晴らしい逸品なのです。

問題は価格が高いところです。一般の小売価格で2700円もする高級品。Amazon等のネット通販がお得でしょうね!