淺井裕介「なんか/食わせろ」
淺井裕介さんの個展「なんか/食わせろ」に伺いました。会場はANOMALYです。
エレベーターを降りると、淺井さんの代名詞、泥絵が出迎えてくれます。




《野生の星》は、鹿の血で描かれた作品ですが、大作《その島にはまだ言葉がありませんでした》の中央部分との互換性があり、入れ替えて楽しむことが出来るそうです。



淺井裕介《物語の余白1》2017−2020年

淺井裕介《たえまなく変化を続ける》2020年

左:淺井裕介《言葉のない世界の手紙1》2020年
右:淺井裕介《言葉のない世界の手紙2》2020年

左:淺井裕介《大地の年輪1》2020年

左:淺井裕介《大地の年輪2》2020年
右:淺井裕介《僕たちはいつか土地になる》2020年


油絵の具への初挑戦
本展では、淺井裕介さんとして初めての油彩作品が展示されていました。
泥絵をはじめとして、天然由来の素材を使うスタイルの淺井さん。
画家、小林正人さんのアトリエ訪問をきっかけに、鹿の血を使った作品や多摩美での取組など、ここ最近のさまざまな活動が繋がり、油絵の具を使うことにたどり着いたそうです。






作品に使用された油絵の具は、小林正人さんから譲り受けたものも使われているそうです。また、油彩作品は今後も継続して制作されるそうです。
概要
淺井裕介
なんか/食わせろ
会場:ANOMALY
会期:2020年3月7日(土)〜4月4日(土)
※オープニングレセプション:3月7日(土)18:00 – 20:00
時間:11:00〜18:00 ※11:00〜20:00 (金)
定休日:日曜・月曜・祝祭日