河岸ホテル(京都)
京都のアートホテル「河岸ホテル」にお伺いしました。
知人コレクターから創業者の扇沢さんをご紹介していただき、訪問する流れとなりました。

河岸ホテル(京都)
京都市中央卸売市場が広がる地帯の一角に構える河岸ホテルは、アーティストと宿泊客を受け入れる滞在型施設です。
アーティストには居住できる部屋と制作できるスタジオが格安で提供されます(要審査)。また、宿泊客は共同スペースを使用する「ホステル」と、部屋内にシャワーブースを備える「ホテル」をシーンによって使い分けられるようなになっております。
フロア構成
- 5階:ホテル
- 4階:ホステル
- 3階:アーティスト居住部屋
- 2階:ギャラリー・ホステル
- 1階:ギャラリー、イベント空間、カフェ
- 地下1階:ギャラリー・シェアスタジオ

フロア構成〜エレベータ内を撮影
1階フロア
ホテルの顔である1階部分は、共用のスペースが広がっています。
共用スペース

1階入口

1階フロア風景

1階フロア風景
カフェ

1階カフェ・提供スペース

「ほうれん草とトマトのチキンカレー(850円)」とても美味しかったです。※金曜・土曜日限定

1階フロア風景

打ち合わせ・イベントスペースにも使われます。
地下1階
地下1階は、アートを鑑賞出来るギャラリー部分とアーティストたちが制作の場として活用するスタジオの2つに分かれています。

1階から見下ろせる地下ギャラリー

地下1階ギャラリー空間

新宅加奈子さんの作品〜作品は購入可能です。

地下1階風景

地下1階シェアスタジオ

地下1階シェアスタジオ

地下から1階を臨む〜吹き抜けになっています。
ホステル部屋

リノベーション前は女子寮として使われていたそうです。

室内は使い勝手の良いミニマルなデザイン

シャワー施設は室内にありません。共用シャワーを使用します。
ホテル部屋

5階風景

3ベッドの室内〜505号室

シャワーコーナー

客室内にもアートが飾られていました。
コンクリート打ちっぱなしの壁面をはじめ、シンプルかつミニマルなデザインの施設でした。
創業者の扇沢さんがイメージしているのは、チェルシーホテルやエースホテルです。
単なる観光消費としてのホテルではなくて、 創造や物語の舞台となり、地域のランドマークとなるホテルを目指しているそうです。
アートを媒介に、日本や世界からのアーティストや宿泊客、美術関係者が新たな関係性を築いていくような場になるのではないでしょうか。
概要
河岸ホテル(Kagan Hotel)
住所:京都府京都市下京区朱雀宝蔵町99(MAP)
・JR山陰線 梅小路京都西駅より徒歩5分
・JR山陰線 丹波口駅より徒歩10分
・京都市バス 梅小路公園・京都鉄道博物館前バス停より徒歩7分
・京都市バス 七条千本バス停より徒歩4分
公式サイト:https://kaganhotel.com/