ベルナール・フリズ BERNARD FRIZE
1954年フランス出身のベルナール・フリズ個展におうかがいいたしました。会場は六本木のペロタン東京です。
2019年5月にポンピドゥー・センター国立近現代美術館(パリ)での回顧展を予定しており、本展はカイカイキキギャラリーで行われる個展との同時開催です。
絵の具を隙間無く編むようにして組まれた表現が特徴的です。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2019/04/Bernard_Frize_Perrotin11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
Bernard Frize ≪Lupa≫ 2018年 Acrylic and resin on canvas 140 x 140 cm
アクリル絵具とレジン(樹脂)を使った優しいマチエールです。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2019/04/Bernard_Frize_Perrotin14.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
≪Lupa≫ ※部分接写
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2019/04/Bernard_Frize_Perrotin5.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
展示風景
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2019/04/Bernard_Frize_Perrotin6.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
Bernard Frize≪Cerc≫ 2018年 Acrylic and resin on canvas 180 x 225 cm
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2019/04/Bernard_Frize_Perrotin10.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
どういう順番で描かれたのか?しばし考えます。
![](https://i0.wp.com/burart.jp/wp-content/uploads/2019/04/Bernard_Frize_Perrotin16.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
展示風景
ベルナール・フリズさんの作品は描く前のプランニングを綿密に行うそうです。
色の選択、筆の太さ、キャンバスの場所と順番をキチンと計画し、複数人の手によって制作されます。
作品を見ていると、どうやって筆が動いているんだろうか・・・?どういう順番で描いているのだろうか・・・?など、思考のスパイラルに落ちていきます。そんなことを考えながらも、どんどんと吸い込まれるような感覚になってきて、不思議な居心地に包まれていきました。
概要
ベルナール・フリズ
会期 2019年3月22日~5月8日
会場:ペロタン東京
開館時間 11:00~19:00
休館日 日、月、祝