【藝大卒展】立体と平面が交錯する〜東京藝術大学彫刻科 安井鷹之介(Takanosuke Yasui)「たかが輪郭の果て」@東京都美術館

安井鷹之介(Takanosuke Yasui)

2019年1月28日〜2月3日に開催された「第67回 東京藝術大学卒業・修了作品展」。
会場のひとつである東京都美術館のB3階で展開されていた彫刻科のコーナーに圧倒的な作品数を展示している学生がいました。
今回ご紹介する安井鷹之介さんです。

彫刻科・安井鷹之介さん《たかが輪郭の果て》

壁面側に平面作品を中心に展示し、中央部には等身大の立体像

平面も立体も混在した展示でした。

等身大の彫刻たち

この作品は以前「ラフ次元」という企画展で鑑賞した記憶があります。

モクレンの立体作品

こちらはモクレンの平面作品

とにかく圧倒的な作品数です。

重なり合う作品もあれば、見えない場所に置かれている作品も数多くありました。

安井さんの彫刻作品はポーズがとても特徴的です。こちらはヨガのポーズ。

展示風景〜ポージングの妙!

平面作品は綿布に石膏、アクリル、ニスなどを使用。

主張する存在感

卒展という機会に作家として「出し切る!」エネルギー。

若さが漲る展示空間でした。

素晴らしい!

概要

第67回 東京藝術大学卒業・修了作品展
会期:2019年1月28日(月)〜2月3日(日)会期中無休
時間:午前9時30分 – 午後5時30分(入館は午後5時まで)
※ 最終日は午前9時30分 – 午後12時30分(入館は午後12時まで)会場
学部:東京都美術館・大学構内
大学院:大学美術館・大学構内
観覧料:無料
主催:東京藝術大学