佐久間友香さんの個展にお伺いしました。会場はみうらじろうギャラリーです。
ー真っ白 それはそこになにもないこと。
ー真っ黒 それは一途になること。「もしも」の世界について考える。
「もしも」は後悔であり、希望である。毎日は選択の連続で、何気なく選んだ道もあれば、深く考えた末に選んだ道もあった。
無数に存在した岐路に立ち帰って「もしも」へ思いを巡らせる。
「もしもあのとき」を積み重ねて世界を作った。真っ白な私・真っ黒な私に出会えた。
新作を中心に日本画作品15点を発表いたします。
ご高覧のほどよろしくお願い致します。佐久間友香
耽美な世界観で独特な少女を描く佐久間友香さん。
それぞれの作品ごとに創造的な世界が構築されていて、1つのギャラリー内に沢山の物語が存在していました。

右:《リブラ》

《逢瀬》


《斜陽》

《三月》

《うまれかわり》

左:《夢に巣食う》アートクロスに岩絵の具・墨・アクリル絵の具 86.3×116.7(F50)

400部限定の作品集

《何もかも夢だったような気がした》

《ミツ》


《旅がらす》

《クレッシェンド》

右:《よふけ》

《SHINE》
50号の大作《夢に巣食う》に描かれている不思議な世界に魅了されました。
描かれているモチーフや小道具、遠近、構成・・・、力の入った作品。素晴らし!
概要
佐久間友香
「真っ白と真っ黒」
会場:みうらじろうギャラリー
会期:2018年11月16日(金)~12月2日(日)
12:00~19:00 月曜・火曜休
オープニングレセプション:11月16日(金) 19:00~21:00