【個展】現代根付作家の最高峰〜永島信也「龍の都」@ギャラリー花影抄

根津の「ギャラリー花影抄」で開催されている永島信也さんの個展「龍の都」に行ってきました。

ギャラリー花影抄(はなかげしょう)は根付を専門的に取り扱っているギャラリーです。永島信也さんはギャラリー所属作家として活動されています。

《龍神姫》は大作で、ギャラリーの空間を支配しているような存在感でした。

《龍神姫》洋黄楊、ガラス、岩絵具 1,836,000円(税込)※売約済

影が良い感じなんです。

永島信也さん、目にこだわりがあるそうです。とにかく精巧!

個人のコレクションになっている作品も展示されていました。

《終焉の乳白》 H16.2cm 象牙、アレキサンドライト ※個人蔵・参考出品

《sisters・blue》 21.2×10.0×6.0cm(台座込み) 桂、ガラス、岩絵具(染料で彩色)
378,000円(税込)
《sisters・red》 20.5×10.0×6.0cm(台座込み) 桂、ガラス、岩絵具(染料で彩色)
378,000円(税込)

写真は参考出品

根付の作品は実際に手にとって見せて頂きました。紐を通す穴もキチンと作られていました。

《龍の王女》 21.0×9.0×9.0cm(台座込み)黄楊、ガラス 540,000円(税込)

《紅緋の角》 15.5×6.5×6.5cm シャム黄楊、ガラス 496,800円(税込)

《龍の眼差し》7.5×4.6×3.5cm 黄楊、ガラス、岩絵具 594,000円(税込) ※売約済

《卵生龍少女》6.6×3.4×3.4cm 鹿角、黒檀、ガラス、墨染め 324,000円(税込) ※売約済

どの作品も技巧の極みを行く素晴らしいクオリティで圧倒されます。

国内の現代根付作家として、実力派としてその名が刻まれる作家の1人かと思います。
今後の作品にも注目していきたいと思います。

概要

永島信也展
「龍の都」
2018年10月20日(土)~28日(日) / 休廊22日(月)
13:00〜19:00(最終日〜18:00)
ギャラリー花影抄
〒113-0031 東京都文京区根津1-1-14 らーいん根津202