【個展】自在で心地良い絵肌〜飯田翔之介「behind me」@KOMAGOME1-14cas

飯田翔之介「behind me」

飯田翔之介さんの公開制作を兼ねた個展「behind me」にお伺いしました。会場は駒込駅から数分にある東京スタデオの1階にある「KOMAGOME1-14cas」です。

お伺いしたタイミングは公開制作と言うこともあり、飯田翔之介さんご本人が在廊されていてまさにキャンバスの前で作品制作の途中でした。制作途中にも関わらず筆を止め、ご丁寧にも色々とお話を伺う事が出来ました。

公開制作中の飯田さん

飯田翔之介さんは映画や写真、音楽、絵画などから得るモチーフから、映像感覚で合成、表現しているそうです。

「morning mist」2014年

飯田さんの個展にお伺いするのは初めてでしたが、巧みな筆運びを想像させる特徴的な絵肌が印象的で、間近で見るとクールでカッコイイ!です。油絵の具の作品でしたが、サラッとした滑らかさがあって、筆の動きが感じられるような味わいも含まれているようです。

「treehouse」2017年

tentシリーズ

SMサイズの小作品ですが、壁に掛かっていない作品もテーブルの上に出して頂き拝見しました。

未展示作品〜 左:「tent21」右:「tent18」 いずれも2017年

 

可愛らしい土偶の作品です。

「a clay figure(Hello!Hello!)」2018年

「yaghan portrait [red]」〜パタゴニアに存在していた裸の民族「ヤーガン族」をモチーフにした作品 2016年

壁一面に描かれた、制作途中の作品「CAVE」には、ディズニー作品「7人のこびと」的なキャラクターが含まれているようですが、これがまた凄く良い作品を予感させるものでした。

制作中の大作「CAVE」※work in progress

タイトル「Behind Me」通りの構図で写真を撮ってみました

来月(2018年9月)にも展示をされる予定があるそうです。

今回の企画「公開制作中」で生まれた作品も展示されるとのことで、次回の個展(2018年9月15日~10月28日@池尻SUNDAY)も非常に楽しみにしております。

概要

飯田翔之介
個展 / 公開制作 「behind me」
会場:KOMAGOME1-14cas
会期:2018/8/4(土)〜8/18(土)
時間:
・4日   17:00〜20:00
・5-17日  13:00~19:00
・18日   12:00~17:00
※休廊日14日(火)
オープニングレセプション:8/4(土)   17:00~20:00