【個展】Cecily Brown「The end is a new start」BLUM & POE

Cecily Brown「The end is a new start」

Cecily Brown(セシリーブラウン)の個展「The end is a new start (終わりは新しい始まり)」に伺いました。会場はBLUM & POE東京(原宿)です。

本展はBlum & Poe初、日本初の展覧会です。

BLUM & POE東京

セシリー・ブラウンは、世界的トップギャラリーGagosianに所属する女性画家で、1969年ロンドン⽣まれです。抽象と具象が入り混じった身振りを伴った大きなスケールの絵画作品によってその名を知られてきた作家です。

その作品が参照とするモチーフは、古典、近代の絵画からポップミュージックのアルバムカバーにまで及び、セクシャリティや欲望についての批判を湛えたあくなき問いを続けてきました。

展示風景
Cecily Brown《 Happier Than Ever》2020-2021 Oil on linen

本展では、作家が近年探求してきた「難破船」という歴史的表象についての考察、そして30年にもわたるキャリアの中で生まれてきた自身の作品を土台とした新しい探究という二つのテーマに取り組んでいます。

展示風景
Cecily Brown 左:《Of siren tears》2020-2021 右:《The bleeding heart》2020-2021
Cecily Brown《Either Or》 2021 Oil on UV-curable pigment on linen
展示風景
Cecily Brown《Feet on the Ground, Head in the Sky》2017-2021 Oil on linen
Cecily Brown,《The Company of Wolves》2017-2021 Oil on linen
《The Company of Wolves》※Detail
《The Company of Wolves》※Detail
Cecily Brown《Wop bop a loo bop》2017-2021 Oil on linen
《Wop bop a loo bop》※Detail
《Wop bop a loo bop》※Detail
展示風景
展示風景

時代をリードする現役トップスター・アーティストの作品価格は、小さい作品でも数千万円にも昇りますが、それでもコレクション出来るコレクターは少数です。

セシリー・ブラウンの絵画は、複雑で繊細な筆致が幾重にも折り重なり、鑑賞者の想像力が果てしなく広がっていくような作品でした。

概要

セシリー・ブラウン「The end is a new start」

会場:BLUM & POE
会期:2021年10月22日~2022年1月15日
時間:12:00~16:00
休館日:日、月、祝(冬季休業:2021年12月19日〜2022年1月3日)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »