植田爽介「(whereabouts of the) ANIMA」
植田爽介さんの個展「(whereabouts of the) ANIMA」にお伺いしました。会場は浅草橋のギャラリーTAKU SOMETANI GALLERYです。
本展覧会では主に生物と製図用文房具や事務用品を組み合わせた半生物・半幾何学的なフォルムを扱った”imagine Series”を中心に展開。本シリーズの発端としては作家が多摩美術大学に通っていた学部時代、動物が印刷された写真に遊び心で三角定規や分度器の写真をコラージュし、その動物と製図用文房具が混じりあったかたちの輪郭をなぞることで有機的な存在と無機的な存在が交錯した中間のフォルムが生まれたのがきっかけである。
本展のタイトルとして掲げる(whereabouts of the) ANIMA〈魂の行方〉を何に見出すのか。作者は会期中practice(実践)とそこから見出すinduction(法則)によって、生命体の在り方を多義的な視点から模索していく。
いつもの白い壁が一転して、出力した大判のシート(作品)で覆われていました。
壁面のシートの作品は好きな位置を四角にカットして購入することが可能です。
設営風景は下の動画で確認してみて下さい。
様々な技法や素材を駆使した多様な版画作品を鑑賞することが出来ました。
概要
植田爽介
(whereabouts of the) ANIMA」
会場:TAKU SOMETANI GALLERY
会期:2019年10月5日(土)〜10月27日(日)
時間:13:00〜19:00
オープニングレセプション:10月5日(土)17:00〜19:00