【ICOM 京都大会開催記念】「 集めた!日本の前衛-山村德太郎の眼 山村コレクション展」兵庫県立美術館

集めた!日本の前衛-山村德太郎の眼 山村コレクション展

兵庫県西宮市に在住していた企業家・山村德太郎(1926〜86)が収集したコレクション作品140点が集まった企画展「集めた!日本の前衛-山村德太郎の眼 山村コレクション展」にお伺いしました。会場は兵庫県立美術館です。

兵庫県立美術館

山村コレクションの収集方針は、「アブストラクト(=抽象)と人間くさい前衛のはざ間」とされています。
コレクション展は約20年ぶり、かつ過去最大規模の出品だそうです。

集めた!日本の前衛-山村德太郎の眼 山村コレクション展

斎藤義重《ベンチ》1967年

コレクションの考え方にも触れることが出来ました。

展示風景

展示風景

展示風景

左:菅井汲《鬼(茶)》1962年 右:菅井汲 《鼠色》1962年

コレクション管理ノート

元永定正《ヘランヘラン》1975年

展示風景

コレクターとしては、ペギー・グッゲンハイムの影響が大きかったようです。

白髪一雄《天異星赤髪鬼》1959年

白髪一雄《超現代三番叟》1957/2003年

展示風景

高松次郎《影(#394)》 1974-75年

左:田中敦子《作品》1958年 右:田中敦子《作品》1961年

田中敦子《作品》 1958年

篠原有司男《モーターサイクル・ママ》1971年

岡崎乾二郎《亜鉛》1985年 ポリプロピレン、鉛、FRP サイズ:190×160×190cm

展示風景

吉村益信《豚・pig lib;》1971年

大規模なコレクション展でした。
抽象的な作品が多く、大型作品が並ぶ会場は壮観でした。
素晴らしい作品の数々を堪能しました!

概要

ICOM 京都大会開催記念
集めた!日本の前衛-山村德太郎の眼
山村コレクション展
会期:2019年8月3日〜9月29日
会場:兵庫県立美術館
開館時間:10:00〜18:00(金土〜20:00) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし9月16日、9月23日は開館)、9月17日、9月24日
料金:一般 1300円 / 大学生 900円 / 高校生以下無料