リカルド・ゴンザレス 「Writing is Painting」
メキシコ出身、ニューヨーク在住のグラフィックデザイナー、リカルド・ゴンザレス(Ricardo Gonzalez)さんの個展「Writing is Painting」にお伺いしました。会場は表参道にあるhpgrp GALLERY TOKYOです。
リカルド・ゴンザレスは、レタリング、タイポグラフィー、カリグラフィーや書体デザインを得意とするストリート系アーティストです。AppleやNikeなどの企業案件も多く手がけていおり、人気のアーティストさんです。
筆は使わずにマーカーで描かれた作品は、一筆書きのような軌跡です。下から上に描いていくそうなのですが、グラデーションが掛かった作品は、常に色を変えながら調整しているそうです。
リカルド・ゴンザレスさんは、「It’s a living」という言葉を自身のシグネチャーとしていて、Instagramのアカウント名にも使われています。また、「Writing is Painting」というこの展覧会のタイトルにもある通り、言葉をイメージとして描きます。
作品は、記号のようなライティングですが、よく見ると英文が描かれています。
マーカーの辿る線とマーカーの液体が垂れる軌跡がクールです。
Krinkというメーカーのマーカーを使用しているそうです。
日本限定販売作品
日本だけのシルクスクリーン作品が販売されていました。価格はなんと1点10,000円!30エディション限定でした。
海外からの問い合わせも多く来ているようですが、日本だからこそ実現出来た企画なんだそうです。
会期中盤にお伺いしましたが、オリジナル作品は早々に完売。
シルクスクリーン作品はまだ半分ほど在庫があるようでした。
オリジナル作品はもちろん、シルク作品でも非常に貴重なコレクションになることでしょう。
概要
Writing is Painting
リカルド・ゴンザレス Ricardo Gonzalez
会場:hpgrp GALLERY TOKYO
会期:2019年6月28日〜8月3日
オープニングパーティー:2019年6月28日19:00〜21:00