イイノナホ「時の花」
イイノナホさんの個展「時の花」に伺いました。
会場はPOLA MUSEUM ANNEX (ポーラ ミュージアム アネックス)です。
イイノナホ氏のガラス制作のきっかけは、小学生の時ガラスのビー玉をエポキシ接着剤でつけて作ったガラスの作品が東京都の工作展に入選したことから始まります。その後、武蔵野美術大学卒業し、シアトルのガラススクールで学んだ後、「イイノナホグラスガーデン」を設立。1997年から個展を中心に制作活動を行っています。
イイノ氏の作品は全て手吹きで製作されており、ガラスの持つ繊細さと手作業から生み出される暖かさを兼ね備えているのが特徴です。タイトルの「時の花」はその時を盛りに咲く花という意味を持つ古い言葉であり、全てのものは変化し続けて、同じところにとどまることはなく、その時々に精一杯咲いている花と自分とが重なる、というイイノ氏の想いが込められています。
温かみのある作品に癒やされました。
概要
時の花 – イイノナホ展 –
会場:POLA MUSEUM ANNEX (ポーラ ミュージアム アネックス)
会期:2019年1月19日(土)-2月17日(日)
時間:11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)
入場無料/会期中無休