「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」展にお伺いしました。会場はBunkamura ザ・ミュージアムです。国立トレチャコフ美術館が所蔵する19世紀後半〜20世紀初頭に描かれたロシア絵画72点が展示される企画展です。
本展の構成は次のような4章構成になっています。
展示構成
第1章:ロマンティックな風景
・1-1 春
・1-2 夏
・1-3 秋
・1-4 冬
第2章:ロシアの人々
・2-1 ロシアの塊
・2ー2 女性たち
第3章:子どもの世界
第4章:都市と生活
・4ー1 都市の風景
・4ー2 日常と祝祭
第1章:ロマンティックな風景
第1章は四季を描いた作品が順番に並んでいます。
ロシアの自然を深く理解するため、日本人にも深く理解がある「四季」の順番で風景画が展示されています。

油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery

油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery

油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery
右:イサーク・レヴィタン《樫の木》1880年
油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery



油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery


油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery

油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery

右:ニコライ・サモーキシュ《トロイカ》1917年頃 油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery
第2章:ロシアの人々

ウラジーミル・マコフスキー《自画像》1905年
油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery

油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery


油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery
第3章:子どもの世界

油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery
第4章:都市と生活

油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery

1851年(?)油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery

油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery

グッズ売り場
通常の美術展にはグッズ売り場が併設され、公式の図録やポストカードが販売されていますが、本展も同様に展開されています。

しかし、通常の美術展とは雰囲気が少し違って感じます。公式チェブラーシカのグッズが並んでいるからでしょうか。

可愛くて癒されるチェブラーシカは、思わず笑みが出るほど愛くるしいキャラクターです。



まとめ
・美しい油彩作品の数々に魅了される展覧会
・スケール感ある風景画と情感的な描写の人物画が素晴らしい
・会場がBunkamuraギャラリーで全体のスペースが小規模な印象
・チェブラーシカに癒されるグッズ売り場
概要
国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2018年11月23日(金・祝)〜2019年1月27日(日)
※2018/11/27(火)、12/18(火)、2019/1/1(火・祝)のみ休館
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
主催:Bunkamura、日本経済新聞社、電通
公式図録を欲しいのですが、どのように手続きしたらよいか教えてください。
会場まで直接お尋ねいただくか、次の連絡先までご連絡してみられてはいかがでしょうか?
ハローダイヤル 03-5777-8600(8:00~22:00)