30 UNDER 30 JAPAN
2018年、ビジネスメディア「Forbes JAPAN」が初めての企画「30 UNDER 30 JAPAN」を開催することを決定。「アート」「エンターテインメント&スポーツ」「ビジネス」「ソーシャルアントレプレナー」「ヘルスケア&サイエンス」の5つのカテゴリーで計30人を選出し発表されました。8月25日発売の同紙で詳細が掲載されます。
30 UNDER 30
「30 UNDER 30」企画は、ForbesのUS版が2011年からはじめたもので、各界で活躍する30歳未満のイノベーターを表彰するアワードです。現在はアジア版、ヨーロッパ版、アフリカ版も生まれています。
参考までに2018年のアジア版では日本からフィギュアスケート選手の羽生結弦(23歳)、プロゴルファー松山英樹(26歳)、プロ野球選手大谷翔平(23歳)、スキージャンプ選手高梨沙羅(21歳)など、錚々たるメンバーが選ばれております。アート部門では下記の4名が選出されています。
・藤代健介(30歳):クリエイターが共同生活をおこなう複合施設「渋谷キャスト」を拠点としたコミュニティー「Cift」の創業者
・田島光二(27歳):ヨーロッパ最大の映画VFX制作会社「ダブル・ネガティブ」に所属しているコンセプトアーティスト
・富永航(30歳):イエール国際モード&写真フェスティバルでグランプリを受賞したファッションデザイナー
・シシヤマザキ(28歳):水彩画風の手描きロトスコープアニメーションなどの製作プロジェクトを展開
30 UNDER 30 JAPAN「Art」カテゴリの選出者
今回日本人限定の企画にした理由が述べられていますので一部引用致します。
なぜ今年、僕らは日本版をつくることにしたのか?
ひとつは「若者に元気がない」といわれることの多い現代において、世界に誇るべき活動をしている日本人がたくさんいることを知ってもらいたいからだ。
そしてもうひとつは、社会が急速に変化し、人々の価値観が大きく変わりつつあるいま、ミレニアルズと呼ばれる世代こそが21世紀の「新しいあたりまえ」をつくると信じているからだ。
さて、今回「Art」のカテゴリで選出されたのは下記の6名です。
【Artカテゴリ選出の6名】
写真家:吉田志穂
映像作家:ノガミカツキ
画家:井田幸昌
楽書きエーター:YOSHI
写真家・映像監督:奥山由之
料理家:安田翔平
アートに「料理家」が含まれているのはご愛敬のようにも見えますが、その他5名はアート界でもバラエティに富む人選です。
審査員は?
アート分野では次の3名の方がアドバイザリーボードとして選出に関わっていらっしゃるとのことです。
・森美術館 南條史生
・彫刻家 名和晃平
・遠山正道 コレクター(スマイルズ代表取締役社長)
いずれも有名な方ですから、選ばれた6名の方は自信を持って受賞されて良いと思います。なお、井田幸昌さんは第3回CAF賞で名和晃平賞を受賞しています。ご縁ですね。
※料理家の安田翔平さんが含まれているのは飲食業を経営されている遠山正道氏の影響もあるのでしょうね。
井田幸昌
読者の方にはご存知かと思いますが、当サイトBur@rtが注目する「井田幸昌氏」が画家として1人だけ選ばれている点に注目したいと思います。
日本国内では、2017年秋の岐阜で開催された個展以来なかなか実現されておらず、現在は海外での活動が多い様子です。
2018年は10月17日からフランスではじまる「Asia Now」の中で、展示の機会があるそうです。
早く国内で個展の開催を企画して欲しいと思っております!
フランスでの個展、10/17からです。
Asia Now
Fabien Fryns ブースから。
横のブースにはTang-contemporary。
アイウェイウェイのいるギャラリーです。
こりゃーもう、エンジン全開だね。— Yukimasa IDA 井田幸昌( IDA Studio ) (@idayukimasa) August 21, 2018
井田幸昌さんの受賞インタビューはこちらです。