【子供連れ向けまとめ記事】キッズが楽しめるエンタメミュージアム「Team Lab★Borderless」が楽しい!

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス

teamLab(チームラボ)が展開する世界初のデジタルアートミュージアム「Borderless(ボーダレス)」にお伺いしてきました。筆者が訪問したのは初日のオープニング当日。早くもチケットが完売しており、前売りチケットを事前に予約して準備した方が良さそうですね。

入場料を払えば全てのエリアにアクセスが可能、体験型施設も含めて全エリアで楽しめるミュージアム(美術館)ですが、チケットが比較的高くて少し躊躇する方もいらっしゃるでしょうね。しかし、筆者が実際に体験して、「子供連れのエンターテインメントとしてはなかなか良いのではないか!」と感じましたので子供向けの記事としてご紹介することにしました。

りんかい線「東京テレポート駅から約5分」。大観覧車の真下が入場口です。ゆりかもめ線の青海駅からは直結です。隣接駐車場もあるので車でもOK!

入場

入場までの注意事項を少しだけ記載しておきます。

前売り券を持っていても、入場するまでの行列はある程度覚悟しなければなりません。

大きな会場の建物に沿って入場の行列が出来ています。チケットを持っていても行列は覚悟ですね。雨天時や気温の変化にご注意下さい。

入場ゲートの前にはコインロッカー(コイン返還式・無料)とベビーカー置き場が設置されていました。子供に優しい受け入れ体制ですね。

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会場内は走ることはないですが、登ったり不安定な場所を歩くなど、運動を伴うエリアがあります。ミュージアム内には出来るだけ軽装で入りましょう。

「さまよい 探索し 発見する」と言うのがミュージアムのコンセプト。はい、必ず迷子になります。

2階フロア

インスタ映えする写真投稿で盛り上がっている「teamLab Borderless」ですが、1階フロアの煌びやかな会場から階段を上がっていくと2階フロアに繋がっていきます。

「Borderless」ということで、1階フロアには会場MAPが1つもありませんが、2階フロアには大まかな会場構成が掲示されていました。※1回は本当にさまよいます。

2階フロアの会場MAP〜「運動の森」・「未来の遊園地」・「EN TEA HOUSE」と言う3部構成です。

 

今回子供連れファミリーの方にオススメするスポットは「運動の森」と「未来の遊園地」。それぞれを写真付きでご紹介したいと思います。※EN TEA HOUSEも簡単にご紹介。

会場内では無料のシューズレンタルが利用可能です。

(1)未来の遊園地(Future Park)

まずは未来の遊園地。その名の通り、遊園地にいるように参加することで楽しめる場所です。

お絵かき水族館 / Sketch Aquarium

専用の画用紙にクレヨンで絵を描くと魚が泳ぎだす遊びです。

【遊び方】

  1. 魚の輪郭が描かれた紙にお絵かきします。
  2. お絵かきした紙をスキャンします。
  3. 魚が海で泳ぎ出します。
  4. エサ袋にタッチすると、魚がエサのまわりに集まってきます。

自分の描いた絵が水族館の中に現れて動くと嬉しくなりますね。

すべって育てる! フルーツ畑/Sliding through the Fruit Field

いわゆる滑り台ですね。

 

小人が住まうテーブル/A Table where Little People Live

このテーブルは、小人たちが住んでいるテーブルです。テーブルの上に手を置いたり物を置いたりすると、小人たちは気付いて飛び乗って来ます。

 

小人が住まう奏でる壁/A Musical Wall where Little People Live

この壁は、小人たちが住んでいる奏でる壁です。壁にキノコやツリー、長い氷の棒などをくっつけると、小人たちは気付いて飛び乗って来ます。壁にくっつけたキノコなどの種類によって、小人たちはすべったり、ジャンプしたりよじ登ったりします。

また、上の方からは、ニコニコの種が落ちてきています。ニコニコの種がキノコなどに当たると、種類によっていろいろな音色を奏でます。

(2)運動の森(Athletics Forest)

そして「運動の森」。文字通り運動します。楽しみ方にも寄りますが、結構良い汗かきます。

「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトに、脳の海馬を成長させ、空間認識 能力を鍛える新しい「創造的運動空間」です。複雑で立体的な空間で、強い身体性を伴って、身 体ごとインタラクティブな世界に没入します。

光の森の3Dボルタリング / Light Forest Three-dimensional Bouldering

光りに満ちあふれた立体ボルダリングです。結構疲れます!

 

色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング/Aerial Climbing through a Flock of Colored Birds

不安定な足場を歩いて行くジムのようなアクティビティ。

 

マルチジャンピング宇宙 / Multi Jumping Universe

トランポリン!

グラフィティネイチャー 山山と深い谷/Graffiti Nature – High Mountains and Deep Valleys

傾斜があって不安定な足場です。動物に触ってみると・・・!?

裏返った世界の、つながる!巨大ブロックのまち/Inverted Globe, Giant Connecting Block Town

子供の遊び場のようなエリアです。

[遊び方]
  1. 広場の中に家や駅、ビルなどの形をした巨大ブロックを置きます。
  2. 同じ種類のブロックを置くと、繋がって、線路や道路などができ、いろんな乗り物が走り出します。
  3. ブロックがたくさん繋がると、乗り物は進化していきます。
  4. たくさんの乗り物が走り出すと、街がどんどん発展していきます。
  5. 氾濫した川の上に池のブロックを置き、さらに、川の近くに池のブロックを置いて、海とつながる水路をつくると、川の氾濫を止めることが出来ます。

赤ちゃんスペース

赤ちゃんがハイハイできるようにクッションマットが敷かれています。親御さんも安心のエリア。

(3)EN TEA HOUSE(ティーハウス)

なお、2階フロアにはもう一つお茶の飲めるインタラクティブなカフェ「EN TEA HOUSE(ティーハウス)」というエリアもあります。子供でももちろん入場可能ですから、疲れた体をひととき休めるスポットとしては最適です。下記記事もよろしければご参照下さい。

まとめ

子供(4歳~中学生)の入場料は1,000円(税込)。時間を忘れて楽しめる施設としてはお安い設定なのではないでしょうか。館内は空調が効いていて快適な空間。大人でも楽しめる空間なので、音や映像で気分もリフレッシュされるでしょう。

スマホやタブレット端末に慣れ親しんでいるデジタル世代のキッズにも新しい体験を提供している新体験ミュージアム「Team Lab★Borderless」。子供たちが自然にアートの世界にシンクロしていくような場所になれば良いと思います。

この場所が純粋な「アート」というジャンルに組み込むべきかは議論の余地があるかも知れませんが、デジタルテクノロジーが進化していく現代において、デジタルを駆使した表現方法がここまで到達したのか、と言う点では大きな意義のある取組だと言えるでしょう。

今回ご紹介したのは2階エリア中心。もちろん1階エリアもかなり充実していてインスタ映え写真が沢山撮れます。

概要

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス
MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

会場:​東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
営業時間:月~木 11:00 -19:00 (21:00)
金・祝前日 11:00 -21:00 (22:00)
土 10:00 -21:00 (22:00)
日・祝日 10:00-19:00(20:00)
※最終入館は閉館の1時間前
※()内は6/21(木) – 8/31(金)までの特別延長時間です。休館日:第2・第4火曜日

料金:一般/高・大学生3,200円(※6月21日~7月31日までは2,400円) 子ども(4歳~中学生)1,000円  ※料金は税込。

※高校生には「バイトル高校生無料チケット」のご用意もございます。

運営者:森ビル・チームラボ有限責任事業組合 (※森ビル株式会社とチームラボが共同で設立し、本施設の運営をおこなう事業組合)

プロジェクションパートナー:エプソン販売株式会社
オフィシャルパートナー:バイトル

協賛:マウスコンピューター、ダイキン工業、山下PMC、大林組、ジャパンマテリアル、 CHIEF、日立LGデータストレージ、ぺんてる、コングレ