柳ヶ瀬画廊
岐阜駅近く柳ヶ瀬エリアにある「柳ヶ瀬画廊」に伺ってきました。
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国立近代美術館での展覧会でさらに評価を上げた作家熊谷守一氏は岐阜出身の画家です。
17歳で岐阜を離れ東京に出てからは岐阜には戻る機会はなかなかなかったそうですが、出身地の画廊として武者小路実篤氏からの紹介を経て熊谷氏とのネットワークを気付いたのが先代の社長さん。
現在の社長は愛媛美術館で開催される国立近代美術館の巡回展オープニングに参加されるとのことで不在。今回は社長の娘さんにご案内いただくきました。
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店のショーウィンドウには代表的な赤い輪郭線の作品が飾られていました。
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熊谷守一「為朝百合」(1969年)
柳ヶ瀬画廊さんは熊谷守一作品の鑑定も行われており、熊谷守一氏の作品を購入したい場合は国内で最も信頼できる画廊の1つと言われているそうです。現存する「熊谷守一」の作品の約1/5を手掛けられているそうで、熊谷作品を購入検討されるならばこちらのギャラリーに相談するのが良いかも知れません。
DMにも採用されているこちらの猫作品は既に購入者が決まっていました。
SM(サムホールサイズ)でありながらお値段の方は約5000万ということ。やはり熊谷作品の中でも猫の作品は特別なプライスで売買されている模様です。
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初期の油彩作品でも1000万円を少し下回ると言う価格感でした。
画廊と言うより画商さんとお話ししているような雰囲気で、なかなか敷居が高い空気を感じながら後にしました。
概要
「ぎふの画廊めぐり恒例 熊谷守一秀作展」
期間:4月7日(土)~4月29日(日)
火曜・水曜休廊、10時~18時
会場:柳ケ瀬画廊(岐阜市柳ケ瀬通3-21)