内藤京平「Poker-Face」
アートフェア東京期間中に開催されていた内藤京平さんの個展「Poker-Face」に伺いました。場所はアーツ千代田3331の地下「Bambinart Gallery」さんです。
このたびBambinart Galleryでは、内藤京平 個展「Poker-Face」を開催いたします。内藤京平（1989年、東京都生まれ）は、2015年東京芸術大学を卒業、2017年東京藝術大学大学院 油画技法材料研究室を修了、本展は昨年の初個展に引き続き１年ぶりの新作個展です。
本展では、昨年の初個展で話題となった西洋絵画とシンプルな線を組み合わせて描いた絵画作品シリーズの新作を発表します。ヤン・ファン・エイクやデューラー、ミケランジェロから無名作家まで古典を参照し、大胆にトリミングして描いた身体の一部に、古代の壁画の線刻をイメージした単純な線を組み合わせた絵画は、特徴的で印象深く記憶に残ります。またシンプルな線描は日本古来の素朴表現をも思い起こさせ、西洋の古典絵画と組み合わせた結果、いくつかの時代や背景を持つ表現が交じり合い、トリミングや構図の妙が相まって現代性を生みだしています。
なんと言っても絶妙なバランスというかアンバランスさというか、古典から引用された「顔」と、古代の古代の線刻壁画をイメージしたシンプルな線の組み合わせが独特。構図的にもキャンバスの使い方が絶妙ですね！
微妙な表情も良い感じです。
ポートフォリオも拝見出来ました。
家畜をモチーフにしたドローイング作品を中心にチカラのある内容でした。
作品はほぼ完売状態。
今後の活動にも注目したいと思います。
概要
内藤京平個展
「Poker-Face」
日程： 2018年03月03日（土）～2018年03月18日（日）
時間： 12:00-19:00
休み： 月曜日、火曜日
料金： 無料
会場： Bambinart Gallery@アーツ千代田3331（地下1階）
