長井朋子「Thousands of Finches」
長井朋子さんの東京では2年ぶりとなる個展に行ってきました。
タイトル「Thousands of Finches(たくさんの小鳥たち)」。様々なモティーフを組み合わせた作品や、色とりどりの景色など、ファンタジーで柔らかな作品が多く、沢山並んだ作品に圧倒されてきました。
六本木ヒルズのエスカレーターを昇っていくと、看板のようなサインに出会いますが、こちらは既に売約済みの作品です。
会場は六本木ヒルズA/Dギャラリー(六本木ヒルズ ウェストウォーク3階)。同じタイミングで開催されていたドラえもん展やレアンドロ・エルリッヒ展もあって、賑わっておりました。
会場に入るとブラウンが多めの作品が所狭しと並んでいて驚きます。壁に掛けてある作品以外にも、無造作に床置きされた作品の数々に少し驚きます。
そうかと思えば、かなり大きな大作もあって作家の幅を感じさせられます。モチーフも様々。
作品はキャンバスの中も、額装されたフレームの外側もあらゆるスペースを活用していて、思い切りの良い表現で楽しませてくれます。
吸い込まれそうな作品の数々。会期の前半でしたが、7割ほどは売約済みの赤シールが貼られていました。
色んな作品がありましたが、どれも長井さんの世界観で統一されていました。
プライスリストを拝見しましたが、価格的にも比較的手の出しやすいものでした。お子さんのいるファミリーにプレゼントしても喜ばれそうです。
私のお気に入りの1枚はこちら(下写真)。
ギャラリーの方とお話出来ましたが、購入される人は女性に限らないそうです。
作家さんご本人も少しだけお見かけしましたが、絵から飛び出してきたような、優しそうで可愛らしい女性でした。
会場を後にする時、ギャラリーの空気が私の中にある優しい気持ちを呼び覚ましてくれたようで、なんだかとても幸せな心地でした。
次回ある時は早めに訪問してお迎えしたいなぁ・・・と思った次第です。ありがとうございました。