越智俊介個展
越智俊介さんの個展にお伺いしました。会場は銀座2丁目「ギャラリー・シアカ」です。
東京藝大の建築学科を卒業して間もない若手作家の越智俊介さん。
建築という領域を離れて絵の世界に進む意思を固め、今回の個展開催に至りました。
作品はアクリルやペンで描かれたオリジナル画をデジタル化して出力したものです。
色が綺麗で鮮明。かなり印刷の勉強されているのでは、という印象です。
小平市照恩寺で展示された作品「二菩薩」が素晴らしかったです。
知恵の象徴である勢至菩薩と慈悲の象徴である観音菩薩を男女に見立て、越智さん独自の解釈で生まれた「ネオ神仏画」です。
表情の捉え方がとてもクールで、強い存在感があります。
印刷はインクジェットで行われているそうです。
原画のサイズを最大として、サイズを選んで購入することが出来ました。
価格が驚くほど安くて驚きましたが、作品のクオリティは良いものがありました。
建築学科出身らしい細かな描写力が印象的でした。
概要
越智俊介 個展
会場:ギャラリー・シアカ
会期:2019年5月28日(火) ~ 2019年6月7日(金)
時間:11:00〜20:00