京都造形芸術大学 大学院修了展
京都造形大学の卒業展・修了展にお伺いしました。
筆者が最も印象的だった作品の作家さんがこちら、京都造形芸術大学の大学院生、東慎也(Shinya Azuma)さんの作品です。
ひと目見たら忘れられない、力のある作品を目指して描いているという東さん。
日常生活で触れるニュースや情景をドローイングとして書き留めたものの中から油彩でタブロー化しているそうです。
絵を描くのが楽しくてしょうがない!と感じる作品の数々。鑑賞者のこちら側も吸い込まれていくようです。
描かれているモチーフはどこの世界なのでしょう?
空想の世界に誘われるようで、作家のマジックに掛かった被験者のようです。
絵画ってこんなに楽しかったっけ?と、自由で伸びやかな作品の数々に嬉しくなりました。
鑑賞中に、中園孔二さんを思い出してしまいました。
絵を描く楽しさがこちらまで伝わってくるのは、横須賀美術館で見た中園孔二展以来のような気がして、ふと甦えってくる感覚がありました。
これからの活動が楽しみな作家さんです。
概要
2018年度 京都造形芸術大学 卒業展 大学院修了展
期間:2019年2月9日(土) 〜 2月17日(日)
時間:10:00-18:00
入退場自由 ※入場無料
会場:京都造形芸術大学 京都・瓜生山キャンパス