著名な木彫作家3名による版画作品の展覧会という面白い企画。展覧会名は「視点が変わるとき」、会場は版画専門ギャラリーのキドプレスさんです。
舟越桂、三沢厚彦、小畑多丘、同じ東京藝術大学彫刻科出身であり世代の異なる3人の木彫作家が集結した企画です。
舟越桂
最も年配の作家さんは大御所、舟越桂さん。木彫作品制作前のデッサンのような印象。重厚感を感じます。
三沢厚彦
横須賀美術館での展示が記憶に新しい三沢厚彦さん。
三沢さんの彫刻作品がそのまま版画に移ったような可愛らしい作品です。
木彫作品の設計図のようです。
小畑多丘
ご存知B-BOYの小畑多丘さん。2016年の作品中心でした。シルバーのアルミ紙を使ってメタル感を出しています。先日伺ったコレクター展と同じ作品が展示販売されていました（会期中に完売）。
B-BOY Abstract 2
展示作品以外にも見せていただく事が出来ました。良いなぁ！と思った作品は既に売り切れ。残念でした･･･。
左「B-BOY Jersey」右：「B-BOY Windbreaker」
「B-BOY Abstract and Slid」
立体作品もそうですが、平面作品はそれぞれの個性があふれ出ていて良いですね！三者三様の世界が集まっていて楽しむ事が出来ました。
概要
『視点が変わるとき- When We Change Our Perspective 』
出品作家：舟越桂、三沢厚彦、小畑多丘
会期 2018年7月21日～9月2日
会場 ギャラリー キドプレス
住所 東京都千代田区外神田6-11-14（3331 Arts Chiyoda 内）
電話 03-5817-8988
開館時間 12:00～19:00
休館日 月曜日、火曜日 （8.11-8.18）
観覧料 無料
