藤川さき 「未知のためのエスキース」
藤川さきさんの個展「未知のためのエスキース」にお伺いしてきました。会場は清澄白河のondo STAY&EXHIBITION。このギャラリーさんに行くと、いつも入口階段付近で頭をぶつけます。ご注意下さい。
藤川さきさんは色々なグループ展で拝見する作家さんですが、今回の個展は沢山の作品を一挙に大放出!的で、数多くの作品が壁に飾られていました。
会場に入って目立つのは80号の大型の作品。小作品が多い中で抜群に目立ってました。
80号作品の他は小作品で統一されていて、10,000円〜15,000円という安価な設定で販売されていました。
作品は女性をモチーフに含めた作品が多く、どれも物語的です。
ondoさんのオリジナルフレームはなかなか良いですね。紙を挟み込む格好なのですが、画材が直接触る構造なので、作品が癒着したりしないのでしょうか?
藤川さきさんの作品に引き込まれる理由は何なのでしょうか?ビデオを一時停止して時間の中に入っていくような作品の空気感が感じられて印象的です。
会場ではライブペインティングの企画も行われていました。
あまり拝見してこなかったモノクロの作品が幾つかありました。非常に素敵な作品ですね。
個人的にはアクリル絵の具を使ったサラッとしたドローイングより濃密な空気感を感じる油彩作品の方が好みなのですが、作品の幅が広くて今後の活躍が楽しみな作家さんですね。
概要
藤川さき個展 「未知のためのエスキース」
会場:ondo STAY&EXHIBITION
2018.7.27 (金) − 8.5 (日)
12:00–19:00 月火休
※最終日17:00まで
※ondo,tosabori(大阪)へ巡回予定(8/18(土)-26(日))