【六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展】「建築の日本展-その遺伝子のもたらすものー」@森美術館

建築の日本展-その遺伝子のもたらすものー

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展と言う位置づけの「建築の日本展-その遺伝子のもたらすものー」に伺ってきました。

建築展は最近ですと安藤忠雄さんの展覧会に行ったのが印象的でしたが、今回の展示は1人のアーティストにフォーカスすることではなく、日本の建築を歴史的に考察するようなアプローチですので、アートの視点が希薄なものでした。

本棚の展示が現れてきて少し驚きました。建築と言うより木造文化としてアピールしているのでしょうか。

千利休の国宝茶室「待庵」の再現模型。実際に中には入れます。

 

掘り返した土の中にコンクリートを投入して造る建築。ビデオと共に模型展示。

建築を真正面から紐解いた無いようで、美術館という場だからこそ期待するアート的な要素は薄く筆者としてはあまり面白みを感じることが少ない展覧会でした。

概要

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
会期:2018月4日25日(水)~ 9月17日(月)
開館時間:10:00〜22:00、火曜日 10:00〜17:00
※いずれも入館閉館時間の30分前まで。※会期中無休。
入館料:一般 1,800円、学生(高校・大学生) 1,200円、子供(4歳~中学生) 600円、シニア(65歳以上) 1,500円
※表示料金は消費税込。