【個展】工藤大輔(Daisuke Kudo)「MAY DAY」@かわうそ画廊

京橋のギャラリ−「かわうそ画廊」に伺ってきました。工藤大輔さんの個展です。

工藤大輔(Daisuke Kudo)「MAY DAY」

工藤大輔さんは現在40歳のサラリーマン。2014年頃から作家として活動している遅咲きの作家さんです。

個展で展示されているのは全てが「女性の肖像画」でした。

ご本人が特に意識されている鼻と首とデコルテなんだそうです。鑑賞者はまずその「肌の質感」に、今まで見たことのないような質感を感じることでしょう。頬周りの肌の色合いや筆のタッチ、質感など、かなり洗練されていて心地良い印象を受けるはずです。

MAY DAY(F4号)〜公式サイトより

高いデッサン力を持つ一方で、髪の毛の描き方はシンプルで、肌の描き方との対比も工藤大輔作品の面白さの1つではないでしょうか。

作品は号当たり約9000円。古い作品ほどに設定を下げているようですが、まだまだお安い設定です。4号の作品が多く、まとまりが良いサイズ感だと思いました。売約済み作品は6〜7割と言ったところが会期中盤の状況でした。

かわうそ画廊さん、写真がNGなので他作品をなかなか紹介しづらいのが残念ですが、公式サイトより数点抜粋させて頂きました。

Spica(P8号)〜公式サイトより

次回の個展は2019年6月頃に開催の予定です。1年後とはなりますが、今から楽しみにしています!

Arktulus(F6号)〜公式サイトより

概要

工藤大輔 個展
「MAY DAY」
2018.05.12(土)-18(金) ※水曜定休
12:30 ~ 19:00(最終日は16:00まで)
会場:かわうそ画廊