【企画展】ポーラ ミュージアム アネックス展2018 後期 -イメージと投影-

ポーラ ミュージアム アネックス展

『ポーラ ミュージアム アネックス展』は、公益財団法人ポーラ美術振興財団が、1996年以来実施している「若手芸術家の海外研修助成」を受けられた方々の研修の成果をご披露いただく展覧会として毎年開催されてきており、2010年に開始されて以来、今回で13回を迎えることとなる。助成研修者の総数は342人に達し、アネックス展への参加者も52人を数える。

今回の展覧会には「イメージと投影」というタイトルが与えられているが、この言葉にそって出品作品が選ばれているわけではなく、監修者が4人のアーティストに任意に参加を依頼し、作品は各アーティストの自由な創意と制作に委ねられている。人の体内には無尽蔵のイメージが蓄積されているわけだが、それらは果たして物質であるのか、そうではないのか、謎のままであろう。だが、これらがアーティストによって彼の体外に投影されると、明らかに物質として存在することとなる。では、この物質の投影するイメージとは?個々のアーティストの謎に迫る興味は尽きないのである。

ポーラ美術館館長 木島俊介

 

 

村上 亘(Wataru MURAKAMI)

村上 亘(Wataru MURAKAMI) 1983年 愛媛県生まれ

冨田 香代子(Kayoko TOMITA)

冨田 香代子(Kayoko TOMITA) 1988年 京都府生まれ

今村 綾(Aya IMAMURA)

今村 綾(Aya IMAMURA) 1982年 京都生まれ

古川 あいか(Aika FURUKAWA)

古川 あいか(Aika FURUKAWA) 1982年 愛知県生まれ

4人の個性が交錯しても、空間は調和され整っているように感じました。

それぞれが主張したいメッセージを強く含んでいるような印象でした。

概要

ポーラ ミュージアム アネックス展2018
後期 -イメージと投影-
2018年3月23日(金)-4月22日(日)

POLA MUSEUM ANNEX(ポーラ ミュージアム アネックス)
11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)
入場無料/4月16日(月)休館

展覧会監修 公益財団法人ポーラ美術振興財団