【個展】加賀温(Atsushi Kaga)「The Search For Languorous Magic」MAHO KUBOTA GALLERY

加賀温(Atsushi Kaga)

40才を数える作家さん「加賀温」。日本で初の個展を開催していると言うことで、MAHO KUBOTA GALLERYさんまで伺ってきました。

 加賀温(かが・あつし)は1978年東京生まれ。ダブリンのアート&デザイン国立大学で学び、2017年秋までアイルランドを拠点に活動。緩くも辛辣な世界観による作品は、各国のファンに愛されてきた。日本初個展となる本展では、新作も併せて、加賀の作品を紹介。アイルランド文化の影響を感じさせる風刺的な物語と、個性的なキャラクターによる世界を描いた作品は、奇想天外でありながら、資本主義の大波のなか、新たな価値観を探し求める人々の姿を反映している。

立体作品

ギャラリーの入口を通るとまず目に付くのは立体作品。可愛らしい小さなフィギュアが展示されています。どこかコミカルでいて、切なさも感じる愛くるしいお顔の数々です。

 

平面作品

ギャラリーの方に教えてもらったところによると、作品に登場する人間や動物には固有のキャラクターが設定されているそうです。

ウサギは作者自身という設定とのお話し。作品に書かれている文字をよく読みながら鑑賞するとなんとも言えない味わいを感じることが出来るでしょう。