安井鷹之介「OK Plastic」
安井鷹之介（Takanosuke Yasui）さんの個展「OK Plastic」に伺いました。会場はMEDEL GALLERY SHUです。
展示風景
本展は、安井さんが彫刻家カミーユ・クローデルの生涯から着想した作品を中心に、「可塑性」「半透明の彫刻」にフォーカスした作品が集められました。
左：安井鷹之介《reservoir》 2020年 石膏、綿布、アクリル絵具、木製パネル 1370x915mm
右：安井鷹之介《Camille》 2020年 石膏、綿布、アクリル絵具、キャンバス 285x235mm
通常時と比べてガラッとギャラリーの雰囲気が変わっているのは、壁面に並べられた緑色のボードです。手作りで緑色にペイントされた壁が作品の力強さを引き立たせているようです。
展示風景
安井鷹之介《The God Gone（Eifman Ballet）》2020年 1635x1325mm 石膏、綿布、アクリル絵具、木製パネル
《The God Gone（Eifman Ballet）》※Detail
安井鷹之介《Rodin》 2020年 石膏、綿布、アクリル絵具、木材 430x240x310mm
安井鷹之介《Rchandelier》 2020年 石膏、綿布、アクリル絵具、木製パネル 1370x915mm
安井鷹之介《smoke break》 2020年 石膏、綿布、アクリル絵具、木製パネル 1215x925mm
右：安井鷹之介《atelier》 2020年 1210x930mm 石膏、綿布、アクリル絵具、木製パネル
左：《Dried Flowers》 2020年 石膏、綿布、アクリル絵具、キャンバス 210x170mm
中：《Pieta》 2020年 石膏、綿布、アクリル絵具、キャンバス 285x235mm
右：《Beethoven》 2020年 石膏、綿布、アクリル絵具、キャンバス 285x235mm
展示風景
本展は反響が大きく、1週間という会期にも関わらず多くの来場者で賑わったようです。
石膏を下地にした独特なドレープ状のテクスチャーは、吸い込まれるように魅力的で心を掴まされます。絵画と彫刻を行き交うような作品群は、今後も注目され続けていくことでしょう。
概要
安井鷹之介
OK Plastic
会場： MEDEL GALLERY SHU
会期：2020年2月17日（月）〜2月23日（日）
時間：11:00〜19:00 （最終日は17:00まで）
