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【ウィーンの至宝大集結】「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」@国立新美術館

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道

国立新美術館で開催されていた「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展にお伺いしました。

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道

本展では、時代を18世紀中頃にまでさかのぼり、のちのウィーン工房に影響を与えたビーダーマイアー時代の工芸や、芸術都市へと発展する起源となった都市改造計画など、ウィーン世紀末文化に至るまでの歴史背景にスポットライトを当てます。

絵画や工芸だけでなく、建築、デザイン、インテリア、ファッション、グラフィックデザインなど、当時の写真や資料、本展のために特別制作したウィーン市の都市変遷映像などを網羅的に展示している展覧会です。

入場して冒頭の作品〜右:マルティン・ファン・メイテンス《マリア・テレジア(額の装飾画:幼いヨーゼフ2世)》1744年 右:ハインリヒ・フリードリヒ・フューガー《鎧姿の皇帝ヨーゼフ2世》1787-88年頃

グスタフ・クリムト

同時期に開催されていた東京都美術館でのクリムト展に対抗するかのように、グスタフ・クリムト作品は全部で47点の展示でした。質、量ともに満足出来ることでしょう。

グスタフ・クリムト 《パラス・アテナ》 1898年

特に、素描の作品は数も多く、クリムトの才能に触れることが出来ると思います。

グスタフ・クリムトの素描シリーズ
グスタフ・クリムト《エミーリエ・フレーゲの肖像》1902年
展示風景
グスタフ・クリムト 《愛》(『アレゴリー:新連作』のための原画 No.46) 1895年

エゴン・シーレ

エゴン・シーレの作品も油彩から素描、リトグラフと幅広く用意されていました。シーレの展示作品は全22点でした。

左:エゴン・シーレ 《ひまわり》 1909-10年
エゴン・シーレ《自画像》1911年
エゴン・シーレ《イーダ・レスラーの肖像》1912年
エゴン・シーレ《美術批評家アントゥール・レスラーの肖像》1910年
左:エゴン・シーレ《第49回ウィーン分離派展のポスター》1918年

オスカー・ココシュカ

とても楽しみにしていたオスカー・ココシュカの作品は全17点。
著作権の関係上、画像は掲載できませんでしたが《「クンストシャウ・サマーシアターの演目、「殺人者、女たちの希望」のポスター》は、本展出品作品の中で最も印象に残る作品となりました。

オスカー・ココシュカのリトグラフ《夢見る少年たち》シリーズ
オスカー・ココシュカ ウィーン工房のポストカード〜リトグラフ

なお、※大阪展はクリムト18点、シーレ11点、ココシュカ8点となります。

さまざまな展示品

本展では絵画作品以外にも沢山の展示品、展示スタイルで楽しませてくれます。

左:ミヒャエル・ホヴォルニー、ベルトルト・レフラー《角形花瓶》1911年頃 右:コロマン・モーザー《シクラメンのある静物》1907年
左:オットー・ヴァーグナー 《カール・ルエーガー市長の椅子》 1904年 右:フランツ・フォン・マッチュ《シェーンブルン宮殿書斎での皇帝フランツ・ヨーゼフ1世》
アントン・グラッシの彩色磁器 1760〜1780年頃 ※製作:ウィーン磁器工房
展示風景
展示風景
左:エミーリエ・フレーゲのドレス(再制作)右:グスタフ・クリムトのスモック 1905年頃
本展のために製作された映像作品

オリジナルグッズ

本展の「ウィーン・モダン展特設ショップ」では、沢山のオリジナルグッズが販売されていました。
美術品を見る喜びに加えて、買い物する楽しみや所有する楽しみを味わう事が出来るはずです。
下記の記事もご覧下さい。

同時期に開催されている「クリムト展 ウィーンと日本 1900」とあわせて鑑賞することで、より深い鑑賞体験に繋がるかと思います。

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