【DESIGNART TOKYO】間があること、思考すること、詩的になること、そして繋がること。 Google Design Studio 「comma」21_21 DESIGN SIGHT

comma

デザイナート トーキョー 2019に出展していたグーグル(Google)の展示「COMMA(コンマ)」にお伺いしました。会場は21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3です。

「comma」

今回のインスタレーションは、グーグルのハードウェアデザインを統括するアイビー・ロス(Ivy Ross)が率いるGoogle Hardware Design Studioがプロデュース。コラボレーターとして、トレンド予測の第一人者であるリドヴィッチ・エデルコート(Lidewij Edelkoort)が起用されました。

リドヴィッチ・エデルコート(Lidewij Edelkoort)さん

TIME誌の「世界で最も影響力のある25人」にも選ばれた、オランダのトレンド予測者リドヴィッチ(リー)・エデルコートさん。
オープニングでは、ゆったりとした趣でタイトル「comma」の考え方についてお話しされました。

間があること、思考すること、詩的になること、そして繋がること。
誰の日常にもあるこれらの瞬間を、「comma(カンマ)」 と呼ぶことにします。

本企画の考え方にはとても共感するものがありました。
私たちは「,(カンマ)」を生活の中に取り込み、現代社会のスピード感に流されることなく、待ったをかけるような心持ちで過ごしていく考え方が必要なのかも知れません。

オランダ人デザイナー、INAMATT

Googleの「g」にも「,(カンマ)」にも見えるファブリック作品は、一呼吸置くようなサインにも見えますし、何枚もの素材が複層的に、そして複合的に紡がれています。ゆっくりと時間を掛けて鑑賞することで、対象を様々な視点で見ることが出来ました。

展示風景

展示風景

展示風景

デジタル業界の先端企業Googleが企業として提案する「,(カンマ)」というメッセージには、私たち現代人が見直すべき要素が多く含まれているように感じました。

概要

デザイナート トーキョー(DESIGNART TOKYO)2019
comma
期間:2019年10月20日(日)〜27日(日)
時間:12:00〜19:00
場所:ギャラリー3
住所:東京都港区赤坂9丁目7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
主催:Google