ジョシュ・ スパーリング「Summertime」
ジョシュ・ スパーリングの個展「Summertime」にお伺いしました。会場は六本木のギャラリーPERROTIN TOKYOです。
本展はジョシュ・ スパーリングにとって日本で初めての個展開催です。
ジョシュ・ スパーリングさんは、展示会場に合わせて作品の制作に取りかかる作家さんなんだそうです。珍しい曲線形状の作品は個別に木枠で作られたキャンバスです。
さらに、変形キャンバスに塗られた絵の具の色は、会場内全て違う色で描かれています。
「Summertime」という展示タイトルが示すように、使われている絵の具は夏らしい色彩で、蒸し暑い東京の夏を涼しくしてくれそうです。
また、別室には別シリーズの作品が展示されていました。
何やら顔にも見える作品ですが、一つのキャンバスに描かれたものではなく、細かなキャンバスの組み合わせで作られた作品です。
さらに作品ごとに違った形状に仕上がっているものの、それぞれの作品に使われるキャンバスのサイズや形は全て同一です。確かに、見比べると気がつきます。心地良い、だまし絵のように感じました。
人気の作家さんで作品はなかなか手に入らないようです。
1984年生まれの35歳、まだまだこれからの活躍が楽しみですね!
概要
ジョシュ・ スパーリング(JOSH SPERLING)
SUMMERTIME
会場:PERROTIN TOKYO
会期:2019年7月3日〜8月10日
オープニング 2019年7月3日 17時 – 20時