SICF
SICF19(第19回 スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)に行ってきました。
出展している作家「坪山斉」さんとお話ししていたところ「東城信之介」さんの話に及びました。坪山さんが今回のSICFにエントリーしたきっかけが、前回のSICFでグランプリを受賞した東城信之介さんの存在だったようです。「尊敬するアーティスト」と言うことで、同時開催されていた「SICF18 Winners Exhibition」を拝見させて頂きました。
東城信之介
東城信之介さんは主に銅板や鋼板などの金属を使って作品制作されるアーティスト。1cmに満たない薄い金属の板を酸化させたり、表面に細かい傷をつけることで奥行きを作る深みある作品を作っています。
arame
こちらの作品は真鍮の素材を加工したものです。
3D作品のように、見る角度によって様々な見え方に変化します。
現実と虚構を行き来するような感じがします。
絵画と彫刻の狭間にあって、見事な作品です。
rotoji
こちらの作品は銅版を使用した作品です。
上手く錆を活用していますね。
傷の付け方にも様々な種類があって深い世界です。
しばらく色んな方向から作品を鑑賞させてもらいました。見方によって様々に変わる変化を楽しませてもらいました。
概要
SICF18 Winners Exhibition
2018年4月28日(土)– 5月6日(日) 11:00-20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
出展者
東城信之介(グランプリ)、クラトミタカユキ(準グランプリ)、euglena(準グランプリ・オーディエンス賞)、長雪恵(石田尚志賞)、黒田恵枝(栗栖良依賞)、角谷沙奈美(張熹賞)、金親敦(中村茜賞)、河本蓮大朗(森永邦彦賞)、名倉達了(藪前知子賞)、福重美幸子(スパイラル奨励賞)
入場無料